この記事では人気アニメ「呪術廻戦」の伏黒津美紀役の声優さんについてまとめてみました。
プロフィールや経歴、これまで担当してきたキャラなどいろいろな角度からチェックしています。伏黒津美紀役の声優さんについて詳しく知る事ができるので、少しずつ下がってしっかり確認して下さいね。
呪術廻戦 伏黒津美紀の声優は誰?
今回はアニメ第2期も決定している大ヒット漫画、呪術廻戦の伏黒津美紀に注目します。伏黒恵の考え方に影響を与えている、優しい義理のお姉さんですね。そんな伏黒津美紀を演じるのは、数々の話題作に出演!柔らかボイスを武器に引っ張りだこの超人気声優、早見沙織さんです。
では次に早見沙織さんのプロフィールを紹介します。
伏黒津美紀役の声優 早見沙織のプロフィール
それでは伏黒津美紀役の声優早見沙織さんのプロフィールを紹介します。
名前 |
早見沙織(はやみさおり)
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生年月日 | 1991年5月29日 |
出身地 | 日本 東京都 |
透明感のある上品なお声が特徴の早見さん。実は高校1年くらいまでカトリック系の「白百合学園」に通っていたという筋金入りのお嬢様。そんな早見さんが声優の道に進んだきっかけとなったのは、幼少期から母親と一緒にみてた60~70年代の映画です。その中で池田昌子さんの吹き替えのオードリー・ヘップバーン作品をみたときに吹き替えの存在を聞かされ、声の仕事に興味をもちました。
2004年4月、中学1年生の時に日本ナレーション演技研究所のジュニア声優クラスに入所。在籍中は『クレヨンしんちゃん』の野原みさえ役など有名作に出演している声優、ならはしみきさんの指導を受けていましたそうです。
2006年3月にはアイムエンタープライズのオーディションを受けて採用。初仕事は『こはるびより』のドラマCD。2007年には『桃華月憚』のヒロイン・川壁桃花役としてアニメデビューを果たしました。
早見さんは声優デビュー時から、数多くの主題歌やキャラクターソングを担当しています。バラードからポップス、ヒットソングのカバー曲から英語の楽曲などと様々な曲を歌いこなし歌唱力に定評がありました。2009年には『プリキュア』シリーズの楽曲などを担当する吉田仁美さんとのユニット「blue drops」としてテレビアニメ『そらのおとしもの』の主題歌などを担当。
その歌唱力を買われて2015年にはファン待望の歌手デビューを果たします。デビューシングル「やさしい希望」は、自身が主演するテレビアニメ『赤髪の白雪姫』のオープニングテーマに使用され、8月24日付のオリコンウィークリーチャートでは初登場11位を獲得しました。また、2016年には第10回声優アワードにて助演女優賞を受賞されています。
2022年5月には、自身が声優を志すきっかけとなったオードリー・ヘプバーンの主演作『ローマの休日』が金曜ロードショー(日本テレビ)で放送することに。なんとこのオリジナル新吹き替え版は、早見さんがオードリー演じるアン王女の吹き替えを担当することに。当時マネージャーさんからは「劇場版の吹き替えがある」とだけ聞いていて、後からさらっとローマの休日だと伝えられたそう。(参考:Wayback Machine「金曜ロードシネマクラブ」)
大変緊張したようですが、放送当時には嬉しそうなツイートを残しています。
『ローマの休日』ご覧頂きありがとうございました…!!
池田昌子さんの麗しい吹替版を見て、声優というお仕事を知って早20年…歴史に残る素晴らしい作品の、アン王女を吹替させて頂けたこと、光栄でした…!!
涙(早) https://t.co/Y0HTd3FQHi— 早見沙織 Official (@hayami_official) May 13, 2022
きっかけの作品が巡ってくるとはすてきな話ですね。
また、2022年10月からは「日清のどん兵衛」の新TVCM「どんぎつねシーズン2 耳そこなんですか?篇」でどんぎつねの声を担当しています。きいた瞬間「早見さんだ…!」とわかりました。表情とあっていてかわいらしさが倍増していますね。公式サイト
初期からも数々の作品に出演していましたが、現在は特に安定して有名作やレギュラーキャラクターを担当していて大注目の声優さんです。
参考:Wikipedia、ピクシブ百科
キャラクター 伏黒津美紀のプロフィール
それでは伏黒津美紀のプロフィールもまとめてみました。
名前 伏黒津美紀(ふしぐろつみき)
とある理由から寝たきりになってしまった、伏黒恵の1歳上の義姉。津美紀が小学1年生の時に彼女の母親と恵の父親が再婚。しかしすぐに蒸発してしまい、以降は恵と2人で暮らしていました。
恵は「典型的な善人」と語っていました。「誰かのことを呪う暇があったら大切な人のことを考えていたい」と話すほど、心優しい性格です。弟想いであり、中学時代は喧嘩してばかりの恵を心配していました。姉として弟が誰かを傷付けた場合は本気で怒る面も。
そんな津美紀は恵が中学3年生のときに呪われて寝たきりに。呪いの正体不明で出自も不明。さらに全国に同じような被呪者がいるようです。疑いようのない善人である津美紀が呪われたことをきっかけに「幸せになるべき善人が報われない事」に疑問を抱いた恵は、”少しでも多くの善人が平等に幸せを享受できる世界”を作る事を決意し呪術師になりました。
台詞は少ないものの、早見さんの包み込むような優しいお声がぴったりです。しかし、原作ではなにやら彼女に動きがあったようで…?今後出番が増えるかもしれませんね。
参考:ピクシブ百科(リンク先終盤ネタバレ注意)
声優 早見沙織が担当する他のキャラは?
早見沙織さんは他にもたくさんのキャラに命を吹き込んでいます。その中でも特に有名なキャラを紹介してみたいと思います。
鬼滅の刃 胡蝶しのぶ
鬼殺隊を支える最上級隊士である“柱”の一人。その中で「蟲柱」の称号を持つおしとやかな淑女です。我妻善逸曰く、「それ(顔立ち)だけで食べていけそう」と評される美人さん。身長151cmで力も弱いですが、特殊な毒によって鬼を滅殺します。薬学と医学に精通し、医師としても活躍。彼女のおかげで助かった命は多く、物腰も柔らかいためまさに女神。
剣士として現場に向かった際も常に微笑みを浮かべており、鬼に対しても「人も鬼も仲良くすればいいのに」と”和解”を提案します。しかしその”和解とは、目玉をほじくり出したりありとあらゆる拷問に耐え抜き罪を償った上ならば…というもの。そのうえにこやかに伝えていたため、初登場はサイコパスキャラかと視聴者に衝撃を与えました。
ただ本来は人格者でありこのような言動をするようになったのは、鬼を哀れみ友好を信じていた姉・カナエが深く関係しています。同じ柱の1人、冨岡義勇とのやり取りが多くなかなかに彼の痛い所をつくため笑いを誘います。また後輩の指導も上手で、個人個人にあわせて煽りやる気を出させていたシーンも。
基本空気をまとったような優しい声色ですが、本心や信念、その中に秘めた怒りなど早見さんの演じ分けに惚れ惚れします。過去のシーンのしのぶさんはより感情が出ていてこちらも魅力的ですね。アニメの続きを切実に待っています。
参考:ピクシブ百科
聲の形 西宮硝子
本作のもう1人の主人公。先天性の聴覚障害を持っており、補聴器をつけても会話はほとんど聞き取れません。発音も不完全のため他者には内容が聞き取りづらいです。母親の方針もあり小学校は特別支援学校ではなく普通校に通っていましたが、度重なるいじめや不適切な扱いで転校を繰り返すことに。
幼い頃から口話も筆談も上手くいかず、他人と意見をぶつけあうことが苦手。そのため周囲と摩擦が起こったときには、自己防衛として愛想笑いでごまかすことが多々ありました。
そんな高校生のある日、かつて自分をいじめていた同級生の1人が、捨てた筆談ノートを持ち手話を覚えてやってくるところから、また物語が動き始めます。自己評価が非常に低く、周りの人を不幸にすると思い込みますが、ある事件をきっかけに前向きに生きていこうとするように。
この西宮硝子役は、山田尚子監督が直々に早見さんをキャスティングされました。非常に難しい役だったと思いますが、原作を読み返したり実際に聴覚障害の方々にもお話を聞きに行ったりしたそうです。発音がリアルで、声優さんって本当にすごいと思いました。訴求力が凄まじいです。
参考:公式サイト、Wikipedia、ピクシブ百科
SPY×FAMILY ヨル・フォージャー
バーリント市役所の女子事務員。幼少期に両親を亡くし、7歳下の弟ユーリの母親代わりを務めつつともに暮らしていました。かなり浮世離れした天然ボケでおっとりした性格ですが、裏の顔は秘密組織「ガーデン」に所属する凄腕の殺し屋<いばら姫>。
殺し屋になったのは、弟を養うため必要に迫られたため。その弟が大人になった今戦う意味に悩むこともありましたが、国の平穏を脅かす存在を「掃除」する自らの仕事に誇りを持って続けています。そんな特殊な生い立ちから、一般的な感性や常識を知識としては知っているものの理解は出来ていない節があります。
しばらく独身生活だったヨルですが、東国では独身女子に秘密警察からスパイ容疑がかけられる傾向が。人間関係の問題や素性を怪しまれることを回避するために、妻役を探していた主人公のロイド<黄昏>と偽装結婚しアーニャの義母となりました。黄昏の工作で戸籍上は1年前にロイドと入籍したことにしています。
また男女関係に関する免疫がないほか、他人から気遣われる経験も少なかったようで、ロイドの手馴れた気遣いに度々感動しています。
ヨルさんの本来のかわいさが、早見さんの声質と演技力でさらに増していますね。普段のかわいらしい姿と殺し屋としての姿のギャップ、演じ分けが良くギャグのノリもぴったりです。
参考:ピクシブ百科
ほかにも『魔法つかいプリキュア!』のはーちゃん/花海ことは/キュアフェリーチェ、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の鶴見知利子(つるこ)、『賭ケグルイ』の主人公・蛇喰夢子、『ダイの大冒険(2020年版)』のレオナ役なども担当されています。
まとめ
今回は呪術廻戦の伏黒津美紀とその役で超人気声優の早見沙織さんについて紹介しました。
私は『終わりのセラフ』のヒロイン・柊シノア役で早見さんを認識しましたが、その前から知ってるキャラクターが何人もいて驚きました。SPY×FAMILYも今回初めて観て、大変興味を持ちました。これからも早見さんと津美紀、共に活躍を期待しております。
アニメ呪術廻戦の第2期は、2023年7月よりMBS/TBS系列全国28局での放送が決定しました。そして2021年に劇場公開された『劇場版 呪術廻戦 0』は、作中の「百鬼夜行の決行日」である12月24日からAmazon Prime Videoで独占配信が始まっています。
まだまだ止まらない呪術フィーバー。今後の展開が楽しみですね。