坂道グループのライバル関係にあるペア6選

坂道グループのメンバーとして活動している時、中には強いライバル関係にあると言われるペアもいます。フォーメーション争いやバラエティーでの立ち回りでバトルを繰り広げる一方、いざという時には強い絆を見せる姿は胸が熱くなります。今回は、良きライバル関係にある坂道グループのペア6組を紹介し、その2人にまつわるエピソードも解説します。

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坂道グループのライバル関係と言われるペア6選

それではライバル関係にあると言われている坂道グループのペアを6組紹介していきます。

バチバチの火花の中に見える深い絆を感じる数々のエピソードを含めて紹介しますので、最後まで見て頂けたらと思います。

久保史緒里&山下美月

2017年、乃木坂46の3期生として加入した久保史緒里さんと山下美月さんは、「くぼした」として親しまれるようになり、良きライバル関係として知られるようになりました。3期生楽曲では、シンメトリーポジションに2人を配置し、Wセンターを務めるという形で並び立つ機会も多くありました。

そして、3期生加入後初めてのプロデュース公演「部隊3人のプリンシパル」では、3期生への試練として、二幕に出演する三役を選ぶための公開オーディションが行われました。結果は15公演のうち、久保さんが11公演、山下さんが10公演で二幕に進出し、熾烈なトップ争いを繰り広げました。

山下さん自身も、インタビューでこのことについて「プリンシパルを見たファンの方たちが、久保史緒里と山下美月はバチバチで追って追われる関係なんだと想像してくれると、それって一つの面白い出来事なんだろうなと思う」と述べ、ライバル関係を歓迎していました。その結果、2人は乃木坂の中心メンバーとなり、演技や活動のフィールドを広げていきました。

2022年には山下さんが、NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」に出演することになり、乃木坂46のメンバーとしては初めてのこととなって大きな話題となりました。しかしその後、2023年1月に放送を開始するNHK大河ドラマ「どうする家康」に久保さんが出演することが発表され、乃木坂46のメンバーがレギュラーで大河に出演するのは初めてのこととなり、多くの注目を集めることとなりました。

NHKの朝ドラと大河に出演するという偉業を立て続けに達成することは、二人のライバル物語のようなエピソードとなるでしょう。グループ内での序列としては、現在山下さんが表題曲でセンターを務めたり、6作連続でフロントメンバーになったりと、久保さんに対して一歩リードしている印象があります。

久保さんは、最近シンメトリーポジションとなった山下さんとの楽曲について、山下さんからの「久しぶりのシンメだね嬉しい」というメッセージで嬉しい気持ちを受け取ったことを語っていました。これがなければ、シンメになっても自分と山下さんを比べることにネガティブな気持ちになっていたかもしれません。

今でも、山下さんの活動に悔しいと感じることはありますが、いつか追いつきたいと願っています。久保さんと山下さんは、舞台で演技の仕事や楽曲のポジションなど、多くの部分でしのぎを削っています。そして、最高のライバルであり、最高の同志と言えるのではないでしょうか。

金村美玖&小坂菜緒

日向坂46のエースコンビとして名高い金村美玖さんと小坂菜緒さんは、「なおみく」という愛称で知られているライバル関係です。金村さんはデビューシングル「キュン」で3列目だったものの、その負けず嫌いの精神からフロント常連メンバーにまで昇格しました。

一方の小坂さんは、今までに発売された8枚のシングルのうち5枚の表題曲センターを担当し、グループの顔になっています。2021年から2022年にかけて活動を休止した小坂さん、小坂さんが唯一参加できなかったシングルの「ってか!」でセンターを務めたのが金村さんでした。

小坂さんと金村さんは、エースの座を巡って火花を散らしながら、時には仲間として支え合う理想的なライバル関係を築いています。小坂さんは、美玖がいるから頑張れるという努力家で負けず嫌いで、刺激をたくさん受けられる存在だと語っています。金村さんは小坂さんについて、憧れであり、自分の持っていないものを持っている頼もしい仲間であると話していて、ライバル意識はありながらもお互いに補い合えるかけがえのない存在だと語っていました。

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小林由依&渡邉理佐

欅坂46・櫻坂46の第一期メンバーの小林由依さんと卒業生の渡邉理佐さんの2人は、「りさぽん」という愛称で親しまれていました。2人は小林さんがグループトップクラスのダンス力でパフォーマンスを引き立て、そして渡邉さんがモデルとしての活躍や握手会・ミーグリの売り上げなど、グループの人気を支えてきました。

彼女ら2人はデビュー当時から仲睦まじい様子を見せていました。小林さんは渡邉さんの誕生日をお祝いするために2ショットを含めたブログを更新したり、冠番組「欅って書けない」の相関図企画で「最初に仲良くなった」「好きです」と語ったりと、彼女らの仲の良さは有名でした。

しかし、活動を重ねていくうちに、2ショットやエピソードの更新が止まり、仲良しな2人というよりは、エース同士の良きライバル関係という形で捉えられるようになっていきました。

櫻坂46に改名してからは、デビューシングルと2枚目シングルで、森田ひかるさんをセンターとして挟む形でのシンメトリーポジションを取り、力強いパフォーマンスを見せた小林さんと渡邉さんは、多くのファンの支持を集めていました。プライベートでの関わりはほとんど見せないものの、ステージ上では2人の間に息の合った姿を見せていたのです。

しかし、2022年5月に渡邉さんがグループを卒業し、2人のシンメも渡辺さんの卒業コンサートで見納めとなりました。小林さんと渡邉さんは、コンサートで本当に近くてポジションの関係で、櫻坂から2期生を支えたり責任感を持ちながら、グループの柱として立ち続けている。彼女らはライバル関係にありながらも、言葉を交わさなくてもお互いの思いが通じるような強い絆を持っているのだと、理佐が感じ取ったことを思いながら、ステージに立っていたという。

石塚瑶季&清水理央

日向坂46の4期生、石塚瑶季さんと清水理央さんは、2022年9月に加入して間もないが、グループ公認のライバル関係として、番組で訪ねられた際にはお互いの名前を書くほど意識し合っているようです。12月に放送された運動能力をチェックする企画で、激しい火花を散らしたのです。

50メートル走では清水さんが1位、石塚さんが2位、走り高跳びでは共に3位、ハンドボール投げで清水さんが1位を獲得、走り幅跳びでは石塚さんが1位を獲得しました。

アイドルとしてのさらなる成長につながるであろう、2人が競い合えるライバル関係を持つことができました。

井上梨名&武本唯衣

「いのちゅけ」と呼ばれる櫻坂46の2期生である井上梨名さんと武本唯衣さんは、楽曲フォーメーションを巡って一激しい戦いを繰り広げていました。井上さんの人懐っこいルックスとスタイルの良さが魅力で、グループ屈指のダンススキルを誇る武本さんとともに、櫻坂46のデビューシングルから3枚目のシングルまでの3作で表題曲のメンバーの座を巡って競い合っていました。

デビューシングルでは、武本さんが表題曲に入ることになり、井上さんは落選しました。2枚目のシングルでは、井上さんが表題曲に入って武本さんは表題曲から漏れてしまいましたが、3枚目のシングルでは再び井上さんと竹本さんの立場が逆転し、表題曲のメンバーをめぐって競い合っていました。

オンラインお話会の通称「ミーグリ」を見る限り、井上さんと武本さんの人気に大きな違いはなく、あらゆる面で拮抗していることがわかります。4枚目シングルでは、井上さんと武本さんの2人が表題曲を務めることから、ファンからは「いのちゅけ表題揃い踏みがやっと実現した」「いのちゅけが遂に共に表題!」といった喜びの声が上がっていました。

5枚目シングル「桜月」でも、井上さんと武本さんが共に表題曲を担当することで、表題メンバー定着の印象があります。しかし、3期生の加入で、競争がより激しくなる可能性があるため、2人の今後を注視する必要があります。

柿崎芽実&宮田愛萌

日向坂46のライバル関係である柿崎芽実さんと宮田愛萌さんが、冠番組で注目を集めていました。二人はぶりっ子キャラで知られ、グループ1番のぶりっ子の座を巡って争う場面を多くの人におもしろがってもらっていました。カメラの前でぶりっこな表情やポーズを見せたり、じゃれあってぶりっ子ポーズを決める尻相撲対決を行ったりと、2人は名場面の典型となっていました。

ところが柿崎さんと宮田さんはグループを卒業し、その後もぶりっ子対決を見られなくなってしまいました。卒業前にライブひなくりで挨拶をした宮田さんは、柿崎さんとのエピソードを明かしました。宮田さんは、柿崎さんとぶりっこで2人でやらせていただいた時、芽実さんが疲れたのでなんか何気なく声をかけてくれたことに嬉しくて、その時宮田さんも学業との両立などで悩んでいたと話していました。

私たちには見えないところで2人は支え合っていたことがわかる素敵なエピソードです。

まとめ

坂道グループの中でライバル関係と言われるペアを6組、今回は紹介しました。

バラエティ番組内での立ち回りや、表題曲への選抜やグループ内での序列を巡ってバチバチと火花を散らすメンバー達が、実はお互いに支えあっているエピソードには心打たれるものが有りますね。

これからもこの様なライバル関係が、グループを成長させる瞬間をファンとして見続けていきたいですね。

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あきと