この記事では人気アニメ「呪術廻戦」のライバル校の先生、庵歌姫(いおりうたひめ)役の声優さんについてまとめてみました。
プロフィールや経歴、これまで担当してきたキャラなどいろいろな角度からチェックしています。庵歌姫役の声優さんについて詳しく知る事ができるので、少しずつ下がってしっかり確認して下さいね。
今回はアニメ第2期も決定している大ヒット漫画、呪術廻戦の庵歌姫に注目します。落ち着いた印象がありますが、五条悟への遠慮のない対応が印象的なキャラクターですね。生徒とはまた違った気になる存在である庵歌姫を演じるのは、様々な作品で幅広い役柄を演じている、現在も引っ張りだこな人気声優、日笠陽子さんです。
では次に日笠陽子さんのプロフィールを紹介します。
名前 | 日笠陽子(ひかさようこ) |
生年月日 | 1985年7月16日 |
出身地 | 日本 神奈川県 |
『美少女戦士セーラームーン』と『新世紀エヴァンゲリオン』で全く異なるキャラクターを演じた三石琴乃さんに憧れ、声優を目指すようになった日笠さん。高校卒業後は被服(洋裁)の専門学校と両立し、日本ナレーション演技研究所に通うように。本科生の時「無料新人育成オーディション」に合格し特待生に選ばれ、2006年からアイムエンタープライズに所属しています。
2007年、『スケッチブック 〜full color’s〜』の根岸みなも役でアニメデビュー。2009年には社会現象になったアニメ『けいおん!』の秋山澪役で一気に注目を浴びることに。次第に主要な役柄を演じることが増えました。そして、2010年7月放送の『世紀末オカルト学院』の神代マヤ役でアニメ初主演を果たされます。
2010年3月6日に発表された第4回声優アワードでは、『けいおん!』の劇中にて結成したユニット「放課後ティータイム」として、豊崎愛生さん、佐藤聡美さん、寿美菜子さん、竹達彩奈さんとともに歌唱賞を受賞。演じるキャラクターと同様にバンド活動を実際に行いました。
ところでみなさんは「てへぺろ(・ω<)」という言葉をきいたことがありますか?実はこの言葉を最初に発案したのが、この日笠陽子さんなのです。
2009年頃からラジオやブログを中心に各所で多用し、他の声優さんやアニメ好きの元AKB48・渡辺麻友さんなどを経由して次々に伝染。その結果、声優グランプリwebによる企画「声グラwebが勝手に選ぶ流行語2009」(第1回)に選ばれ、情報発信者として表彰されます。「GRP AWARD 2011」にも2位に選出されました。
そして「女子中高生ケータイ流行語大賞」で2011年銀賞、2012年に金賞に選ばれることに。「流行語大賞を獲るてへぺろ」と言っていたらしく、本当になるとは。日笠さんの真面目ながんばり屋さんである人柄もあってのことかもしれませんね。
また、抜群の歌唱力を誇り、キャラクター名義で数々の歌に参加されます。歌手デビューのオファーもありましたが、本業の歌手に失礼であるとしてずっと蹴っていたようです。しかし満を持して2013年、テレビアニメ『進撃の巨人』のエンディングテーマ「美しき残酷な世界」で、本人名義で歌手デビューを果たしました。そのうえ3ヶ月連続でCDをリリース。かなり期待されていたということがわかります。
美少女キャラが歌いながら戦う異色のアニメ・『戦姫絶唱シンフォギアG』では、「歌いながら戦う」という難しい演技を求められましたが見事に彼女はこの要求に応えます。初の歌唱バトル演技の時点で、1期からの続投組に勝るとも劣らないクオリティを披露していました。
参考:ピクシブ百科
それでは庵歌姫さんのプロフィールもまとめてみました。
名前 | 庵歌姫(いおりうたひめ) |
年齢 | 31歳 |
誕生日 | 2月18日 |
所属 | 京都府立呪術高等専門学校 |
等級 | 準一級呪術師 |
呪術高専京都校の引率として登場した、巫女のような服装に顔に大きな傷がある女性。
五条悟の先輩呪術師であるものの、昔から事あるごとに彼に揶揄われており、五条に対して舌打ちをしたりお茶をぶっかけるなど嫌っているシーンが目立ちます。公式ファンブックにもストレスの欄には五条と書かれており、「割と本気で嫌い」とも記載。
しかし、五条から呪霊側の内通者の捜査協力を依頼され引き受けるなど、一定の信頼はある様子。
ちなみに当の五条本人は「歌姫の態度が悪いのは冗談」と、嫌われてるとは思っていないらしい…さすが”最強”のお方です。
基本的に落ち着いた性格ですが趣味はスポーツ観戦。そのためスポーツもしくは五条悟が絡むと熱くなりやすい。姉妹校交流会二日目の野球戦では生徒達を差し置いて一番盛り上がっていました。また、交流会中に眠ってしまった生徒・三輪霞のことを「呪霊がうろついてる森に放置できないでしょ」と、すぐに迎えに行こうとしたシーンも。原作者によると、京都校の生徒達は「みんな歌姫先生が大好き」とのことで非常に生徒思いであるとわかりますね。
呪術師としては歌に関係する術式の使い手で、詳細は未だ不明なものの発動に時間がかかると生徒である西宮の台詞がありました。また、重面春太の不意打ちを難なく躱していたため、素の身体能力はそれなりに高いと思われます。今後の出番が楽しみですね。
そしてアニメ第24話では普段の巫女服と違い、オフショルダーのトップスにオーバーオール、キャップを被った私服姿がみられました。いつもと違うカジュアルな印象でかわいいです。
参考:ピクシブ百科
日笠陽子さんは他にもたくさんのキャラに命を吹き込んでいます。その中でも特に有名なキャラを紹介してみたいと思います。
腰まで伸びる黒髪のロングストレートと抜群なスタイルをもつ美少女。優秀なため皆から頼られる存在ですが、一方で自分に自信が持てないタイプで極度の恥ずかしがり屋さん。高校入学当初は文芸部に入るつもりでしたが、共に入学した幼馴染の田井中律によって強制的に廃部寸前の軽音楽部に入部させられます。
ライブなど、大勢の人目に晒される場が非常に苦手で、そのような局面になったときは極端に委縮してしまうほど。担当楽器をベースに選んだのは“目立ちたくないから”。また寂しがり屋で、痛い話・怖い話も苦手。そのためイジられ役に回ってしまうことが多く、よく貧乏クジを引かされています。そんなルックスと性格のギャップから、「結婚したいアニメキャラランキング2009」の「花嫁にしたいキャラ」部門で1位、2010年度も1位とV2を達成している人気キャラです。
艶やかでハスキーなボイス、そしてツッコミの際の上擦ったお声がかわいいですね。日笠さんはベースを担当していますが、秋山澪の設定に合わせて左利き用モデルを使い(自身は右利き)、さらに楽曲によってボーカルも兼務することに。このような難しい役どころながら、その分楽しめていたとのことです。
参考:ピクシブ百科
本作のダブルヒロインの1人。自分の事を多くは語らず、ミステリアスな雰囲気を醸し出す謎の美少女。「希望ヶ峰学園」に監禁された高校生は皆「超高校級の才能」を持っていますが、彼女は“超高校級の???”と記載。才能や経歴が謎に包まれています。
学園長であるモノクマを恐れず積極的に学園を調査する勇ましさと土壇場での強さをもち、死体を見ても物怖じしない、と極めて冷静沈着。喜怒哀楽は人並みにあるものの、表情にも口調にも出さないためやや近寄りがたいイメージを持たれがち。
そんな凛とした彼女ですが、ゲームのとある場面でカップラーメンの残飯を頭にかぶるというなかなかに衝撃のシーンが。そのシュールさとおちゃめさにファンは「カップ麺の妖精」と呼び、更にはフィギュア化もされるという。ある意味名シーンですね。
抑揚をおさえつつもたしかな技術が光っていますね。声色からして賢そうで、霧切さんにとてもあっています。
参考: ピクシブ百科
自他共に認めるユルい性格で、「霊が見える人間に悪い奴はいない」と考えている本作の主人公。口癖は「なんとかなる」。日本のシャーマン一族の名門・麻倉家の後継者で、”楽に生きられる世界”を作るためにシャーマンキングを目指します。本家がある出雲で幼い頃からシャーマンとしての修業を受けてきましたが、それ故に町中から”鬼の子”として忌み嫌われていました。東京に出て初めて人間の友達ができ、シャーマンファイトに参加してからもどんどん仲間が増えました。しかし葉と瓜二つの顔をした最強の少年が現れてからは自身の使命や秘密を知っていくことに…
本作は20年振りの再アニメ化で主要キャラクターは、日笠さん以外、全員続投。本人も少年役はめずらしく、主人公という多大なるプレッシャーの中で最後まで走り抜けてくれました。日笠さんの演じる葉は、ゆるくかわいい中にも少年らしさ、かっこいい芯の強さをひしひしと感じます。男の子だから声を低めにという考えに囚われないよう、心で演じることを心掛けていると語っていました。伸びやかな声があっていて、日笠さんが葉を演じてくれて幸せでした。ちなみに葉は1985年5月12日生まれであるため、日笠さんと同い年です。
今回は呪術廻戦の庵歌姫とその役で人気声優の日笠陽子さんについて紹介しました。様々なタイプのお姉さんから少年と、更に演技の幅が広がりましたね。上記のほかにも数々の人気キャラクターを演じており、2022年にはTVアニメ出演数の自己最多記録を更新したとのこと。まだまだ勢いがとまらない声優さんです。
呪術廻戦の第2期は2023年とのことで、放送日のお知らせが楽しみですね。そして2021年に劇場公開された『劇場版 呪術廻戦 0』ですが、Amazon Prime Videoでの独占配信が決定しました。作中の「百鬼夜行の決行日」の12月24日から配信とのことで、更にたくさんの方が触れるきっかけになりそうですね。