東京オリンピック・パラリンピックの開会式で見事な飛行を見せてくれたブルーインパルスですが、パラリンピックの開会式の時に少し問題が起こってしまいましたね。
高度が規定より低い所で飛んでカラースモークを出したために、周りの住人達に迷惑をかけてしまいました。
その為車は塗り直しだったりと中々に大変な事になってます。そんなに取れないものなの?って思いますよね?
なのでちょっと調べてみました。
ブルーインパルスのカラースモークの成分って何?
ブルーインパルスのカラースモークの成分って何なの?って調べてみると専用のスピンドルオイルという油を使っていました。
コックピットにあるスイッチを押すと油がジェットエンジンの縁から噴射出来る様になっていて、エンジンの熱で気化すると白い煙が出るんです。
で今回はカラーなので色を着色して気化させているので、赤・青・緑・黄・黒の色の煙を出していました。
昔はカラースモークを使っていた様なのですが、顔料との調合が手間だったり費用が高額だったりまたブルーインパルスT-4という新型機に変わってからエンジンの温度が下がった為に、蒸発不良で荒い粒子が周辺住民の布団に色が付いたりと苦情が来たり環境への配慮から廃止となりました。
ブルーインパルスのカラースモークが復活
以前の東京オリンピックの時に5色のスモークで上空に五輪を描いたのは有名な話で、長野オリンピックの時も5色のカラースモークを使ったのですがこれ以降は廃止となりました。
ただ、今回の東京オリンピック、パラリンピックで再び使うために地域住民に迷惑をかけないように改良が施されました。その結果地域住民に迷惑をかけない内容のものが出来ました。
そのため今回の開会式で使用され感動を与えてくれました。
ブルーインパルスのカラースモークの費用は?
ブルーインパルスのカラースモークの費用っていくらぐらいなんでしょうか?
そもそもスモーク自体がスピンドルオイルと言う油を使っているのでそれなりにするのかと思いきや、白い煙なら2万円程度だそうです。
意外に高く無かったですね。ただカラーになるとびっくりする値段です。調べてみたら、カラースモークは1機あたりなんと150万円するそうです!
カラーにしたら凄い高くなる事にびっくりですね!
今回の車に塗料が付いた件とこの値段だと、次にカラースモークを使うのは何年後になるでしょうか?
まとめ
今回の東京オリンピック、パラリンピックで感動的な飛行を見せてくれたブルーインパルスですが、あのスモークは専用のスピンドルオイルと言う油を熱で気化させたものでした。
なので塗料が付いちゃうと、昔の物より改良はしたみたいですが取れないと言う事になるようです。
値段自体も高いので、もうこれで見納めかもしれないですね。