乃木坂46の6期生として注目を集める愛宕心響さん。
端正なルックスと落ち着いた雰囲気でファンの心をつかみつつある彼女ですが、その素顔やこれまでの歩みはまだあまり知られていません。
ここでは、彼女の学歴を高校から小学校まで時系列でたどりながら、在学中の活動や秘話も交えて詳しくご紹介します。
愛宕心響さんは、兵庫県神戸市にある私立の共学校「神戸龍谷高等学校」に通っていました。
この学校は仏教精神に根ざした教育方針で知られ、創立100年を超える歴史を持ちます。
特に学力別に分かれた複数のコースを設置しており、文武両道を重視する環境が整っています。
偏差値は55~60程度で、進学にも力を入れている学校です。
愛宕さんがこの学校の出身であると判明したのは、2023年に開催された「全国高校生花いけバトル近畿大会」に神戸龍谷高校の代表として出場していたことがきっかけです。
大会映像にも彼女の姿が確認でき、着用していた制服も同校のものと一致していました。
在学中は華道同好会に所属し、花を通じて自己表現を磨いていたようです。
インタビューでは「自由に花を生けるのが楽しくて、自然とイメージが湧いてくる」と語っており、即興での生け花にも才能を見せていた様子。
芸術的なセンスの高さが、現在の表現力にもつながっているのかもしれません。
なお、同校には「特進グローバル文系・理系」「特進文理S」「龍谷総合」の4コースがありますが、彼女がどのコースに在籍していたかは公表されていません。
高校卒業後の2024年、愛宕さんは進学せず芸能の道を志し、乃木坂46の6期生オーディション(夏組)に挑戦。
迷いながらも最後には一歩を踏み出し、見事に合格を果たしました。
彼女が通っていた中学校は、神戸市立鷹匠中学校。地元の公立校で、芸能関係者の卒業生も複数輩出している学校です。
鷹匠中学には、現在同じ乃木坂46メンバーである五百城茉央さんも在籍しており、2人は実際に同学年で同じクラスにはならなかったもののお互いを認識していて、顔を合わせば手を振りあう仲だったと離しています。
五百城さんは後に「新メンバーを見たとき、中学時代にかわいいなと思っていた子にそっくりでびっくりした」と語っており、思わぬ再会を果たしたエピソードがファンの間で話題となりました。
部活動には所属せず、放課後は主に帰宅していたようですが、勉強にも手を抜かず、塾に通って学業と両立していた模様です。
塾の先生のすすめで乃木坂46を知り、楽曲「僕は僕を好きになる」に心を打たれたことが、ファンとしての入口となりました。
ただし、当時はアイドルになることなど想像もしておらず、ファンとして静かに憧れを募らせていたようです。
そんな慎ましやかで真面目な一面も、彼女の魅力のひとつです。
愛宕さんが最初に学んだのは、神戸市灘区にある「神戸市立高羽小学校」。
自然に囲まれた文教エリアに位置する公立小学校で、地域の教育レベルも比較的高いエリアにあります。
この小学校には五百城茉央さんも在籍しており、二人の関係は小学生時代まで遡ることができます。
ここで出会った友情が、後に再び交差し、乃木坂46というステージに結びついたと考えると、感慨深いものがあります。
小学生の頃の愛宕さんは、そろばんを習っており、論理的思考や集中力を養っていたようです。
また、当時の彼女の写真やエピソードが一部SNSなどで話題になることもあり、「当時からかわいかった」と評判だったことがわかります。
高校を卒業した2024年春、彼女は進学ではなく、夢を選びました。
周囲の友人たちが進路を決めていく中、自分の未来に迷っていた時期もあったそうです。
そんな中で開催を知った乃木坂46のオーディション。
最初は応募をためらったものの、思い直して夏組にエントリーし、見事合格。
2025年4月に乃木坂46の6期生として公式にお披露目されると、そのビジュアルと雰囲気から早くも注目を集め、「次世代の中心メンバー候補」とまで呼ばれるようになりました。
幼少期から真面目に物事と向き合い、学生時代も着実に努力を積み重ねてきた愛宕心響さん。
乃木坂46の舞台に立つまでの道のりには、多くの迷いや葛藤、そして静かな決意がありました。
これから彼女がどんな表情を見せてくれるのか、その成長を見守るのが楽しみです。