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欅坂46の解散と櫻坂46への改名の本当の理由

欅坂46は2020年10月に再出発を果たしましたが、デビュー当初から毎年紅白歌合戦に出場し、3年連続でレコード大賞の優秀作品賞に選ばれていた人気絶頂のグループでした。そんな中、なぜ秋元康さんが解散を決めたのかという疑問に対して、今回は不祥事続きが背景となっていた欅坂46の解散の話を紹介し、渡邉理佐さんがグループを守り抜くためにどのような行動を起こしたかをご紹介します。

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欅坂46の内部崩壊が始まる

2015年8月21日にデビューし、2020年10月13日に活動休止した欅坂46の1期生である渡邉理佐さんは、約7年間、苦楽を共に過ごして坂道グループを支え続け、メンバーだけでなくファンからも多くの愛を受けていました。

渡邉さんはクールな雰囲気を醸し出しつつ、相手を受け入れ、かつての周りの人を大切にしようと心がけているという穏やかな性格を持ち、話し方や声のトーンも優しく、丁寧に話すことで、人々から好印象を受けていました。また、気遣いができ、優しい一面もあり、メンバーと楽しくふざけあって笑う可愛い姿も見られました。

欅坂46を代表するエースの平手友梨奈さんがいたこともあり、彼女が欅坂46を引っ張っていく存在となっていましたが、相次ぐスキャンダルや平手さんの脱退により、2020年10月13日に活動を休止することとなりました。

そんな中、渡邉理佐さんは欅坂46以外にも2017年から「non-no」の7モデルとして活躍し、東京ガールズコレクションにも毎年出演していました。その優しさがメンバーだけでなく、関係者全体から愛され、専属モデルとしての活動への貢献もあり、欅坂46ではメンバーを支えるポジションを務めていました。

欅坂46は、クールなグループカラーから女性も憧れの存在として非常に人気を集めてきましたが、近頃はスキャンダルや不祥事などでその人気が低下していることから、秋元康さんが解散を考えるきっかけを作っていると言われています。これまでアイドルに興味のなかった人からも欅坂46を支持してきたファンを考慮し、適切な対応が行われることを願っています。

欅坂46は不祥事やスキャンダルによるイレギュラーな卒業が多く、グループ内部で崩壊が起きていると判断したことで、秋元康さんが解散を考えた。欅坂46は活動開始から度重なる熱愛スキャンダルが報道されそのたびにメンバーが卒業するというイレギュラーな卒業が多い中で、特に織田奈々さんの熱愛スキャンダルがグループのモチベーションを一気に低下させたことが大きな影響を及ぼしたと言える。

欅坂46のメンバーたちは、元々グループのお母さん的存在であった織田さんの卒業という情報を受けて、モチベーションが低下してしまったと思われます。そして、最も問題視されたのは、卒業メンバーである志田愛佳さんと鈴本美愉さんのYouTube動画「鈴本愛佳のブチャラケでの二人のトーク」内容でした。

彼女らが恋愛関係について現在の彼氏や欅坂時代の彼氏などについて話したことで、ファンからは「こんな内容を配信していた必要はあったのでしょうか?」「ショックで不信感を感じる」などの声が上がり、グループのイメージを損なう発言ばかりであったため、運営側の当然なる悩みとなりました。卒業メンバーの発言のせいで、活動中のメンバーのモチベーションが下がってしまったのです。

主力メンバーである平手友梨奈の脱退で解散の危機

内部崩壊が起きていると判断した理由のもう一つは絶対的エースの平手さんの脱退です。欅坂46は、デビューから8枚目のシングル「黒い羊」にて、絶対的エースの平手さんをセンターに抜擢し、世間から常に完璧を求められてきました。しかし2020年に放送された紅白歌合戦で披露した「不協和音」では、平手さんは過呼吸状態に陥り、メンバーの支えなしにステージまで上がないほどの状態だったと言われています。これらの事実から、欅坂46の内部崩壊が起きていると判断されます。

平手さんは、欅坂の公演中に転倒して怪我をし、体調不良が続き、公演を欠席するなど限界を迎えていました。彼女は最後まで歌いきったものの、カメラが離れるとそのままぐったり倒れ込み、メンバー数人に抱えられて退場する結果になりました。さらに、デビュー以来センターを務める一強体制が原因で、グループ内で孤立してしまい、浮いた存在になってしまいました。運営サイトともうまくいかなくなり、相談相手も秋元さんしかいなかったと週刊誌が報じています。

渡邉理佐がいなければ今の櫻坂46はない

欅坂46は解散の危機に直面しましたが、渡邉さんがグループを解散せず存続させるための大きな存在となりました。彼女は1期生からのメンバーであり、グループを牽引してきました。一方で、同じ1期生のメンバーには不祥事やスキャンダルが多く、運営側を悩ませることがありました。

しかし、キャプテンである菅井さんと渡邉さんは全くスキャンダルがなく、関係者やファンからの信頼も熱かったとされています。渡邉さんは、メンバーを引っ張っていく存在というよりも、隣でメンバーを支える姉御肌的なポジションでした。

欅坂46は、スキャンダルが相次いで解散の危機に陥っていました。この状況下で、グループを辞めたいと思った原田葵さんは、渡邉さんの存在があったため、卒業まで頑張れたと語っています。

原田さんは、卒業する前の番組で渡邉さんにつらいことを相談し、たくさん話をしてもらったことを明かしています。もし同期の理佐ちゃんがいなかったら、自分は逃げ出していたと思うほど、渡邉さんの存在が原田さんにとってとても大切だったことがわかります。

さらに、渡邉さんはいつも自分に自信がなく、自分なんかと思っているが、同期の理佐ちゃんはいろんなことができるし、気持ちが使えると話しています。渡邉さんの存在によって原田さんが最後までやり抜けたことがわかります。

また、渡邉さんはメンバーを第一に考えて行動し、同期だけでなく後輩からも信頼される存在でした。原田さんのコメントからも、これからも渡邉さんがメンバーを支え、グループの存続に貢献していくことが期待されています。

渡邉さんの存在について

欅坂46の元メンバーである長濱ねるさんは、「理佐は、あんまり前に出るタイプじゃないんですけど、人一番みんなのことを見ていて、自分が感情的になる場面でもぐっと抑えて、みんなのことを第一に考えて行動しているような、すっごく優しい子だな」と印象を語っています。長濱さんが語る渡辺さんの印象は、メンバー思いであることが伝わってきます。

このような渡辺さんのメンバー思いが伝わるエピソードが、欅坂46の7thシングル「アンビバレント」の時期にありました。当時、センターの平手友梨奈さんが不在だったため、計5人のメンバーが代役を務めました。この時、渡邉さんは代役のメンバーたちに対して、「君たち、やっぱりいいね。センターに立ってる人って気持ちわかる。次は頑張ろうね」と励ましの言葉をかけ、メンバーたちを支えました。

また5人のメンバーがそれぞれの個性に合わせた振り付けで話題になりました。渡辺さんは、優しく面倒見の良い性格を表すように、メンバーを後ろから抱きしめる振り付けを披露しました。渡辺さんは、デビューから守ってきたグループへの愛が大きいため、ここまでメンバーを大切にしているのだと考えられます。

渡辺さんの存在は大きく、彼女がいなければ現在の櫻坂46は存在しなかったでしょう。また、1期生でキャプテンの菅井さんも周りの人がみんな好きになってしまうような魅力があるということから、渡邉さんの魅力がすごいことがわかります。

菅井さんは櫻坂46に改名してからもグループを引っ張ってくれた存在で、原田さん自身も救われたし何でも話せる存在で、ここまでやってこれたのも渡邉さんに対して感謝していると述べていました。

欅坂46は櫻坂46に改名して新たなグループになった

欅坂46は2020年10月13日に解散し、翌日から櫻坂46として活動を開始しました。一方で、かつてのアンダーグループであったけやき坂46は2019年2月11日にグループ名を日向坂46に変更しました。

これら2つの坂道グループは現在も活躍していますが、櫻坂46に関しては他の坂道グループと比べ、方向性が確立されていないと感じられているようです。

しかし、欅坂46の1期生である渡邉さんは、櫻坂46に改名してから2期生が加入したことをきっかけにグループを引っ張っていく覚悟が芽生えたそうです。渡邉さんは、この解散・改名の時期が一番大変だったとも答えています。

欅坂46が解散すると発表されたのは2020年7月で、その後10月にラストライブが行われました。このライブのリハーサルの時期には、櫻坂46の1枚目のシングル「Nobody’s fault」の制作が同時進行していたため、どういう気持ちで取り組めばよいのか戸惑いがあったとのことです。

また、改名についても渡邉さんは最初は受け入れられず、何でだろうと思っていたそうですが、卒業するときに振り返ってみると改名して良かったと思っていて、貴重な経験を通じていろいろな感情を知ることができたと前向きに捉えているようです。グループの改名で、渡邉さんの考え方が大きく変わったということが伝えられています。

欅坂46が櫻坂46に改名することは、グループを新しく始めるほどの重要な出来事であり、渡邉さんたちは1期生として後輩を育てなければならず、2期生にはのびのびと成長する機会を与えたいと思っていました。渡邉さん自身も、後輩たちを引っ張っていけるように、グループの土台を作ろうとしていました。

このような思いから、改名後は2期生とよく話すようになり、自分なりの方法で後輩たちと距離を縮めることができたと話しています。彼女の行動から、後輩や櫻坂46を思って活動していたことがわかります。

渡邉さんは、欅坂46から櫻坂46に改名した経験について、どの瞬間も経験できて良かったとインタビューで答えました。彼女にとって無駄なことは一つもなく、全ての出来事が成長の機会になったと感じているようです。彼女は、過去の経験を全て宝物として、前向きに考えている様子がうかがえます。

また、渡邉さんは責任感を持って仕事に向かい、ファンをガッカリさせないような行動をとっています。その姿勢が多くの人の心を掴んだのだと思われ、同期や後輩にも影響を与え、櫻坂46を引っ張っていく存在になっていると評価されています。

渡邉理佐の卒業コンサートでは欅坂の曲が解禁

渡邉さんは櫻坂46になっても、センターとして輝き続け、2022年5月22日に卒業コンサートを開催してグループでの活動を卒業しました。卒業コンサートは、東京の国立代々木競技場第一体育館で行われ、オンラインでも配信されました。コンサートでは、渡邉さんのリクエストが詰まったグループやファンへの愛が溢れる演出やセットリストで構成されていました。

過去のコンサートでは、欅坂46の曲は一度も歌われたことがありませんでした。その理由として、欅坂46は新しいグループ櫻坂46として生まれ変わるため、運営側は新しく生まれ変わったグループに多くのスキャンダルでイメージが悪くなっている欅坂46の曲を歌う必要がないと判断しました。

しかし、ファンからは「欅坂46の曲が好きですが、なぜ歌わないのですか?」という声が多く寄せられていました。櫻坂46のメンバーは、「欅坂46ではないから歌えない」という返事しかできなかったようです。しかし、渡邉さんの卒業コンサートでは、渡邉さん自身が欅坂46の曲を含めて披露したいという思いから、楽曲を選考し、スタッフが反映した結果、欅坂46の曲が歌われました。

卒業コンサートでは、欅坂46時代の渡辺さんの映像を振り返ったVTRから始まり、センター楽曲である「無言の宇宙」を笑顔でパフォーマンスしました。このサプライズは、ファンだけでなくメンバーも待ち望んでいたような高揚感に包まれていたと言われています。

そして、卒業コンサートの最後には、メンバーがひまわりを一輪ずつ持って、渡邉さんを迎え、客席から「7年間ありがとう」と書かれたカードを掲げました。ファンやメンバーからの感動的なサプライズがあり、誰からも愛された存在である渡辺さんの7年間の集大成であり、グループを支え続けた偉大な功労者と言える瞬間だったと考えられます。

まとめ

不祥事が続いた欅坂46が解散の危機に瀕していましたが、櫻坂46に改名することで解散を回避しました。渡邉さんは卒業するにあたり、櫻坂46を後輩に任せることができると感じて卒業したため、今後の櫻坂46にも期待したいと思います。

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あきと