AKB48グループをプロデュースする秋元康さんは、その審美眼の高さで多くの人から認められています。そこで今回は、秋元さんのお気に入りと言われている坂道グループのメンバー5人を紹介し、その理由を詳しくみていきます。
それでは秋元康さんにお気に入りのメンバーではと言われた坂道グループのメンバー5人をエピソードを交えて紹介したいと思います。
2022年に乃木坂46の5期生として加入した中西アルノさんは、秋元康さんからの高い評価を受けたものの、パパ活疑惑やSNSでの過激な発言が問題視され、活動自粛を余儀なくされるなど、加入当初から厳しい声を受けてきました。
そんな中、彼女が29枚目のシングルのセンターに抜擢された理由としては、YouTubeでお披露目動画が公開された直後に元欅坂46の平手友梨奈に似ていると話題となったことが挙げられます。AKB48のプロデューサー秋元康さんは、平手友梨奈さんをお気に入りのメンバーとして知られていました。ミステリアスな雰囲気やショートカットの髪型など、平手さんに似た要素を持っている中西さんに関しても、秋元さんが気にかけているのかもしれないと考えるファンが多かったようです。
中西さんがセンターを務めた29枚目シングル「Actually…」が初披露された際も、平手さんそっくりの面影を見たと言われています。これまで中西さんが秋元さんのお気に入りだということは、ファンの間での憶測に過ぎなかったのですが、2022年10月には秋元さんが自身のラジオ番組で、中西さんを評価していることが明らかになりました。
オーディションで5期生の中西さんの歌を聞いたときに「すごいな」と思ったということから、その歌唱力を評価した秋元さんが何かしらの助言をしたのではないかと推測されています。活動自粛の影響もあり、十分な活動ができなかった中西さんが、プロデューサーからの強い指示を受けて再びセンターに立つことも、近い将来見られる可能性がありますね。
欅坂46の元メンバーで不動のエースとして活躍したさんは、秋元康さんからの評価が高く、プロデューサーとしての彼女への関わりが特別な存在でした。
欅坂時代には8枚のシングルCDの表題曲を連続でセンターを担当し、歴代最長の記録を樹立しました。また秋元さんからは”すごいクリエイティブな人”、”二度と会えないくらいの天才”といった台詞で絶賛されており、彼女の作品づくりへの意識の高さを評価されていました。
さらに平手さんの作品づくりへの意識の高さを評価していた秋元さんは、デモ段階の曲を平手さんに聞かせ平手さんが気に入ったものはキープするなどメンバーとプロデューサーの枠組みを超えた関係を築いていたそうです。
秋元康さんは、平手友梨奈さんに対して高い信頼を置いていたことが知られています。平手さんがデモ段階で聞いたことになっているのは、乃木坂46の代表曲「シンクロニシティ」であり、インタビューで平手さんが明らかにしたということです。
しかし、残念ながらこの楽曲は乃木坂46としてリリースされてしまい、平手さんはそれについて大変怒っていたと伝えられています。2人が8作連続でセンター抜擢や楽曲の意見交換を行ったというエピソードからも、平手さんの表現力やアーティストとしての感覚に秋元さんが絶大な信頼を寄せていたということが分かります。
平手さんはグループ卒業後もソロで音楽活動を行っており、秋元さんもそれについて歌詞を提供しています。今後、2人のクリエイターがどんな作品を発表してくれるのか楽しみですね。
日向坂46のエース小坂菜緒さんがオーディションでのあるエピソードから秋元康さんのお気に入りではないかと言われています。当時のひらがなけやきの二期生オーディションに合格して、日向坂46のメンバーとして入りました。
そのオーディションでは、候補者がライブ配信を行っていました。そして、最終日に小坂さんが行った配信を見に、秋元康さん自身が訪れていたのだとか。実際に、秋元さんのものと思われるアカウントが視聴者として表示されたことに、驚きの声が上がりました。
プロデューサーが一人の候補者のショールーム審査を見に来るなんて、確かにびっくりすることですよね。しかし秋元さんが配信を見に訪れた後も、変わらないテンションで小坂さんが配信を続けたことから、”全然動じない””鬼メンタル”などと小坂さんのメンタルを絶賛する声が湧き起こりました。
小坂さんは、オーディション合格後、ひらがなけやきの楽曲で何度もセンターを務め、そして日向坂46のデビューシングルにおいてもグループにとって重要な楽曲でありながら、センターを務め切りました。そんな小坂さんを、オーディションの頃から秋元さんが注目していたのではないかと考えられます。
齋藤飛鳥さんは、秋元康さんがプロデュースする乃木坂46のエースであり、秋元康さんに注目されていると言われています。彼女はテレビ番組で、秋元さんから提供された歌詞をいただいた際、自分のことがそこに書かれていて驚いたと話していました。
秋元さんは、そのグループのすべての楽曲の作詞を担当しているのですが、齋藤さんへの歌詞の扱いに驚いたようでした。さらに、2022年3月に秋本さんが自選歌詞集を初出版した際には、齋藤さんが帯コメントを執筆しました。
秋元さんは、自分がプロデュースするアイドルが写真集や書籍を出版する際には、必ず帯にコメントを添えると話していますが、この書籍に関しては、その逆のパターンとなったのです。それに対して、齋藤さんは帯コメントとして、「秋元康さんの紡ぐ言葉は雨。降りしきる言葉の数々が体に染み込む。これに生かされているのだ、と思う」と言葉を残しました。
100人以上いる坂道グループの中で齋藤飛鳥さんが、帯コメント執筆のメンバーとして選ばれたことは、彼女の一般的な知名度が高いということもあって、秋元康さんにとっても特別な存在だということがわかります。
2022年を持って乃木坂46を卒業することを発表した齋藤さん最後のセンター曲となる「ここにはないもの」の歌詞については、ファンからは「齋藤飛鳥さんが反映されている歌詞に、秋元さんからの飛鳥ちゃんへの思いが伝わってくる」「飛鳥ちゃんの11年をこの歌詞にぶつけた秋元さん最高です」といった絶賛の声が殺到しました。
表立った関わりはあまり知られていない二人だが、齋藤さんを思いながら秋元さんが紡いだ歌詞が、残りの活動期間でどのような表現で表されていくのか、期待が高まります。
乃木坂46の初代エースとしてグループの草創期を支えた元メンバーである生駒里奈さんは、秋元康さんのお気に入りメンバーと言われています。
彼女はデビューシングルの「ぐるぐるカーテン」から5作連続でセンターを務める中で、批判の声にさらされながらも、圧倒的なダンススキルや表現力を武器に乃木坂の知名度を高める大きな役割を果たしました。そんな生駒さんが初代センターに選ばれた理由は2018年に開催された彼女の卒業コンサートに寄せられた秋元さんからの手紙で明らかになりました。
オーディション会場で初対面だった時の事を、今でも覚えています。生駒さんが審査員の大人たちの姿勢に居心地悪くちょっと不安そうにしている様子が印象的でした。センター候補の他のメンバーが脱退した時、秋元さんは迷わず、乃木坂46を生駒さんを中心に構成することを決めました。
生駒さんが乃木坂初代センターを務めた背景には、秋元さんの思いがあったということが明らかになりました。また、5度目のセンターとなった5枚目のシングル「君の名は希望」についても、5作連続でセンターを務めた生駒さんは、心身ともに疲れ果てていたでしょう。そんな彼女をイメージして、歌詞が書かれた「君の名は希望」は、今もライブで歌われ続けている名曲です。
生駒さんが以前経験したいじめなどもあったことを明かしていますが、主人公が希望と形容する人間との出会いを通して、人生の彩りを見つけるストーリーが描かれています。これらの事柄から、生駒さんが秋元さんにとって、思い入れの深いメンバーだったことが伝わってきます。
今回はプロデューサー秋元康さんのお気に入りと言われている、坂道メンバー5人を紹介しました。
もうすでに坂道グループを卒業している方が多いですが、みんな卒業しても芸能界を活躍している方々ですね。秋元康さんの審美眼のすごさがわかりましたね。
彼女たちの今後の活躍と、秋元さんの新しいお気に入りメンバーができないか注目ですね。