この記事では人気アニメ「呪術廻戦」の冥冥(めいめい)役の声優さんについてまとめてみました。
プロフィールや経歴、これまで担当してきたキャラなどいろいろな角度からチェックしています。冥冥役の声優さんについて詳しく知る事ができるので、少しずつ下がってしっかり確認して下さいね。
今回はアニメ第2期も決定している大ヒット漫画、呪術廻戦の冥冥に注目します。
頭の前後でみつあみを結っていて、強者オーラをまとうお姉さんですね。そんな冥冥を演じるのは、有名キャラ多数!誰もがきっと耳にしたことがあるベテラン声優、三石琴乃さんです。
では次に三石琴乃さんのプロフィールを紹介します。
それでは冥冥の声優である三石琴乃さんのプロフィールを紹介します。
名前 | 三石琴乃(みついしことの) |
生年月日 | 1967年12月8日 |
出身地 | 日本 埼玉県生まれ 東京都育ち |
現在は声優やナレーターとして大活躍されている三石さんですが、元々は保育士になりたかったそうです。しかし少子化の影響もあり、資格をとっても就職は難しいと考え直すことになります。
ラジオドラマが好きだったことや小学5年生の頃の放送委員会の経験、高校3年生の夏休みに参加した、声優養成所主催のサマースクールの楽しさを思い出し声優の道に進みました。その後勝田声優学院で学んだあと、日本ナレーション演技研究所に入所。所属事務所はアーツビジョンを経て、現在はフリーで活動されています。
声優の勉強中はサンシャイン60のエレベーターガールやスポーツクラブの受付のアルバイトをしていたとのこと。(引用:MOVIE WALKER)同僚やお客さんの中には心地いい声だと思ってた人もいるかもしれませんね。
1989年から声優デビューを果たし、1991年に『ジャンケンマン』でのレギュラーを経験。『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』ではヒロイン、菅生あすか役を担当します。
そして1992年には三石さんの代表作『美少女戦士セーラームーン』の主人公・月野うさぎ(セーラームーン)の声を担当し、一気に有名に。2014年にリメイクされた同作では唯一の続役となりました。スタッフから「『セーラームーン』の遺伝子として、作品にいていただきたいです」と言われオファーを受けたとのことです。三石さんはセーラームーンについて「私の声優人生にとって、とても大きく、とても大事な作品、大事な役」と語っています。(引用:oricon)
また、同作のメインキャラクターである水野亜美(セーラーマーキュリー)役の久川綾さんは、最初のオーディションで月野うさぎ役で受けており、アフレコスタジオでの三石さんの演技を見て「自分には絶対に真似できない」と感嘆したと答えています。(『アニメージュ』1992年10月号より)
1995年には『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトの声を担当。この作品以降、大人の女性や母親役を演じる機会が増えました。2005年には、声優を総入れ替えしたテレビ朝日版の『ドラえもん』で、のび太のママである野比玉子の声を担当することに。
2014年には第8回声優アワード「高橋和枝賞」を受賞され、2017年1月9日にテレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第15位に選ばれました。
参考:Wikipedia、ピクシブ百科
それでは冥冥のプロフィールもまとめてみました。
名前 | 冥冥(めいめい) |
所属 | フリー |
高専入学方法 | 家系 |
階級 | 1級呪術師 |
呪術師の家系出身で、個人で活動する1級呪術師。「冥冥」は本名ではなく偽名です。前頭部と後頭部にかかるように結われたみつあみが特徴的。表情が見えにくいためミステリアスさと強者感を感じますね。守銭奴な面が目立ち、お金を積まれると基本何でも引き受けます。金以外のしがらみは理解できない、との台詞も。
東京と京都の姉妹校交流戦では、所属フリーの中立の立場として試合の中継役を担っていました。しかし五条悟が疑いをかけたところ「私は金の味方だよ。金に換えられないものに価値はないからね。なにせ金に換えられないんだから」と発言。京都校から買収され、宿儺の器・虎杖悠仁の周辺映像は見えづらくしていたことが発覚しました。イレギュラーな事態が発生した際の指示に対しても「賞与期待してますよ」と一切ブレず。ここまでくるとかっこいいですね。
また、アニメ第1期の最終話のシーンでは五条から1000万円積まれ、虎杖含む東京校の生徒を1級呪術師に推薦しています。ちなみにこちらのシーンは、なんと肩だし私服姿でのご登場でした。前はみつあみをほどいておりご尊顔を拝むことができます。
劇場版では素晴らしいほどに動く戦闘描写で50体軽々と倒していました。上品で頭の良さそうなお声に、余裕を感じるゆったりとした口調でより興味を惹きますね。
三石さんは他にもたくさんのキャラに命を吹き込んでいます。その中でも特に有名なキャラを紹介してみたいと思います。
海外でも大人気で、たくさんのメディア化もされた有名キャラクターです。
お調子者でムードメーカーな少女。「人よりちょっとおっちょこちょいでちょっと泣き虫」との自己紹介がお約束。あるとき、黒猫・ルナから不思議な返信ブローチを授かりセーラー服戦士になりました。同級生の海野ぐりおからは「友達づくりの天才」と称されています。秀才のあまり妬まれ友人がいなかった水野亜美(セーラーマーキュリー)や、転校生で不良と噂されていた木野まこと(セーラージュピター)ともすぐに仲良くなりました。
実は王女の生まれ変わり。また、未来の世界から自分の娘・ちびうさがやってきたりも…。おバカな面が多々ありますが憎めず、視聴者もうさぎのペースにのまれてしまいます。三石さんの演技力があってこそでしょう。ちびうさとはいがみあっていたものの、なんだかんだ優しさを感じるシーンが多く微笑ましいです。
2020年にNHKで行われたキャラクター人気投票では、セーラームーン名義で2位に。ちなみに1位はセーラーウラヌスで、担当声優は緒方恵美さんです。彼女は呪術廻戦で乙骨憂太を演じているため、ファンとしては嬉しいですね。
参考: ピクシブ百科、NHKアニメワールド
主人公・碇シンジと惣流・アスカ・ラングレーの直属の上司兼保護者代わりの女性。作中で2人を同居人として迎えました。
気さくなお姉さんとして振る舞っており、「楽天的ね」と言われた際には「希望的観測は人が生きていくための必需品よ」と返しています。しかし、その素顔はシンジと同様に繊細で傷つきやすく、他者と深く関わることを避けるタイプ。胸の内に秘めた自分の弱さをさらけ出すことを強く恐れています。そのような場面に追い込まれると激しく動揺し、時には防衛本能から攻撃的になってしまうことも。
酷く辛い過去があり、その影響か29歳にしては幼い部分がみられます。心の底では他者の温もりに飢えている面もみられ、共に暮らすシンジたちとは色々あったものの家族として大切に思っています。
他のキャラが「エヴァ」と言っている中でミサトだけ「エヴァー」と発しています。これは聞き取りやすいようにと、意識した三石さんのアドリブでした。のちに他の登場人物は「エヴァ」と発音していたことを知り、ゲームの収録など「エヴァ」の発音で演じようとします。ところがスタッフから「ミサトさんは『エヴァ―』じゃないと!」とお願いされたため、全ての関連作品で「エヴァ―」と統一しているとのことです。ミサトはかわいらしいシーンと真剣なシーンのギャップが特に素晴らしく、胸に響きますね。
日売テレビの人気女性アナウンサー・水無怜奈として活躍していた彼女。しかし裏の顔は黒の組織の構成員で、「キール」のコードネームを持っていました。コナンたちの敵だと思っていましたが、更に別の顔を持つことが判明。その正体は組織に潜入しているCIAの諜報員でした。本名は本堂瑛海。幼い頃に別れた弟・瑛祐を大切に思っており、自分に接触をはかろうとした際は毛利小五郎に保護を要請しようとしていました。
黒の組織関連は全体的に夢中になりますが、水無怜奈のエピソードも手に汗握りますね。上記で紹介したキャラたちより少し低めの声色で、冥冥とは違ったミステリアスさを感じます。ちなみに『名探偵コナン』の作者・青山剛昌先生の別作品『剣勇伝説YAIBA』では、ヒロインの峰さやか役を演じています。
参考:ピクシブ百科
ほかにも『ONE PIECE』のボア・ハンコック、『クレヨンしんちゃん』の上尾ますみ、『スーパーダンガンロンパ2』辺古山ペコ、『SHAMANKING』サティ・サイガン役なども担当されています。
今回は呪術廻戦の冥冥とその役でベテラン声優の三石琴乃さんについて紹介しました。
どのキャラクターも三石さんの個性はなんとなく残っているものの、三石さんだと気づかなかったキャラクターもいました。国宝級のお声と演技力だと思います。調べて聴き比べて感動したためこれから注目したいです。
アニメ呪術廻戦の第2期は、2023年7月よりMBS/TBS系列全国28局での放送が決定しました。楽しみですね。そして2021年に劇場公開された『劇場版 呪術廻戦 0』は作中の「百鬼夜行の決行日」である12月24日からAmazon Prime Videoで独占配信が始まりました。これを機に興味をもつ方が増えると嬉しいですね。