乃木坂46のメンバーたちは、学生時代にも輝いていたと思われる人が多いかもしれません。しかし、驚くべきことに、彼女たちの中には学生時代にいじめを受けた経験を持つ人もいるのです。今回は、かつていじめを経験した乃木坂メンバーについて紹介していきます。彼女たちの過去の苦しみや闘いについて、詳しくお話しします。
それでは早速ですが乃木坂46の新旧メンバーの中で、過去にいじめに合っていた7人のメンバーを紹介します。すでに卒業しているメンバーも紹介しますので、こんな事もあったのかと確認しながら少しずつ下がっていただければと思います。
乃木坂46の1期生として活躍した齋藤飛鳥さんを最初に紹介します。彼女は乃木坂のエースとして、多くの人に愛される存在になっています。しかし、彼女が過去にはつらい経験をしていたことも事実です。齋藤さんは小学生の頃から子役として活動しており、当時はかなり明るい性格だったそうです。
小学4年生の時にはアイドルの曲を聴いて、自分もアイドルになりたいという夢を持っていました。しかし、小学5年生になると、齋藤さんは周りから突然いじめを受けるようになってしまいました。その原因は明らかになっていませんが、彼女が子役として活動していたことへの嫉妬などがあったのではないかという噂があります。
小学5年生のいじめを受けたことが齋藤さんにとって大きな転機となり、彼女は一気に暗い性格に変わってしまいました。学校に行くのが辛くなり、小学6年生の時には不登校になってしまいました。しかし、彼女を心配してくれたのは、ミャンマー人の母親でした。彼女は無理に齋藤さんを学校に行かせようとはしませんでした。
その後、中学1年生の時に乃木坂の1期生オーディションが行われ、母親のすすめで受けることを決意し、見事に夢だったアイドルになることができました。加入後もまだ暗い性格は残っていましたが、乃木坂の思いやりのあるメンバーのおかげで、彼女は明るい性格を取り戻しました。不登校からトップアイドルに成長した齋藤さんには、乃木坂46を卒業した今、自由に人生を楽しんでいって欲しいですし、齋藤さんがやりたい事を心置きなくやって欲しいと思います。
次は、乃木坂46の4期生として活躍中の賀喜遥香さんについて紹介します。賀喜さんは、現在乃木坂を代表するメンバーの一人として知られていますが、小学校時代には苦しい経験をしたとされています。
賀喜さんは大阪府出身で、父親の転勤により10歳の時に栃木県に引っ越しました。具体的な時期は不明ですが、小学校時代に不登校になったことがあったようです。なぜ不登校になったかは明らかにされていませんが、乃木坂工事中で賀喜さんは、小学校時代に「お前の眉毛45度」というあだ名が嫌だったと語っています。そういったいじりが賀喜さんの心を傷つけた可能性もあります。
しかし、乃木坂に加入する前のオーディションのショールームでは、賀喜さんは涙ながらに当時のことを語っていました。白石麻衣さんが中学校の時に不登校気味だったと話していて、「私も頑張れば白石さんみたいに輝けるのかな」と思ったと語っています。乃木坂で輝く白石さんでも辛い経験をしていたということを知って、賀喜さんは辛い時期を乗り越えることができたと明かしています。
この後、高校2年生の時に乃木坂46の4期生オーディションに合格した賀喜さんは、中学校時代には友達はいたものの、悪口を言われたこともあったと話しています。しかし、彼女はそれを乗り越え、現在はファンに夢や元気を与える立場になっています。皆さんも、乃木坂のおかげで人生が救われたというような経験をされたことがあるでしょうか。
3人目に紹介するのは、乃木坂46の3期生である山下美月さんです。山下さんは現在、朝ドラ女優としても活躍していますが、中学時代に壮絶ないじめを受けた過去を持っていました。
山下さんは中学時代から芸能活動を始めており、様々なオーディションなどを受けていましたが、学校で芸能活動をしていることがバレたことがきっかけでいじめが始まりました。最初は周りから無視されたり陰口を叩かれるようになったそうですが、徐々にいじめはエスカレートしていきました。
2021年2月28日に公開されたドキュメンタリー「僕たちは居場所を探して 山下美月の場所」の中で、山下さんは当時の状況を語っていました。
山下美月さんは、中学時代にひどいいじめを経験し、自分の見た目を侮辱されたり、非難されたりするような言葉が教室の黒板に書かれていたことを明かしました。このようないじめは、まるでドラマのワンシーンのようでした。見た目を悪く言われるというのは、嫉妬の表れであると考えられます。
このような辛い経験を乗り越え、山下さんは高校時代には周りに馴染むように努力しましたし、芸能活動も諦めていました。しかし、それでも夢を諦めずに高校2年生の夏に乃木坂3期生オーディションに応募し、合格を掴み取りました。
中学時代のいじめから一度は夢を諦めながらも、勇気を出して乃木坂を受けてくれた山下さんには感謝の気持ちを伝えたいです。なお、山下さんは現在、朝ドラ女優としても活躍しています。
次に紹介するのは、乃木坂46の3期生、与田祐希さんです。与田さんは福岡県の志賀島という小さな島出身であり、そのことは有名ですね。小学校時代には同級生が4人しかいない学校に通っており、みんなが仲良しであったと言います。
しかし、中学校に進学してからは与田さんの同級生の数は急激に増え、同級生となじむことができなかったと、自身のブログで語っています。
地元の中学校に通いましたが、小学校の時に通っていた学校が小さかったため、同級生は約50人で、ほとんどが同じ小学校から上がってきた幼なじみだったというように、他の小学校で既に仲良しだった子ばかりで、女の子特有の仲良しグループにはなかなか入ることができなかったと明かしています。
中学生の時にはソフトテニス部に入部しましたが、2年生の時に退部し、3年生の時には上履きを隠されるいじめも経験しました。しかし、当時与田さんには信頼できる友達と先生がおり、上履きを隠されても明るく対応できたと語っています。
また、不登校の時期もあったと言いますが、周りの人々の支えにより中学を卒業し、後に乃木坂の先輩メンバーとして後輩たちを支える存在になってくれるでしょう。
次に紹介するのは乃木坂46の1期生であった白石麻衣さんです。白石さんは群馬県の田舎で育ち、小学校時代は外で遊びながら真っ黒に日焼けするほどの活発な子供でした。しかし中学生になると、いじめの標的になってしまったと言います。
いじめは上履きを隠されたり、上履きの中に画鋲を仕込まれたり、ノートに落書きされるなど典型的なものでした。白石さんがいじめられるようになった理由は、どうやら他のいじめられていた子をかばっていたためとされています。
また、この頃から他の子に比べて圧倒的な美少女だった白石さんは、他の女子たちからの嫉妬もあっていじめに繋がっていました。女子の世界では、ルックスが良いだけでいじめの標的になってしまうことがあるため、怖いと言えますね。
白石さんは、いじめを受けながらも中学校に通っていました。しかし、中学2年の冬に、グラウンドの使用などをめぐってテニス部と対立したことがきっかけで、さらにいじめが加速してしまいました。
テニス部から悪口を言われ続け、精神的にも辛くなってしまった白石さんは、中学3年の夏休み前には教室に入ることができなくなりました。そこで白石さんは、親に心配をかけたくなかったため、学校には通い続けましたが、教室とは別の部屋で過ごすようになりました。しかし、後半には家から出れなくなってしまい、不登校になってしまいました。
白石さんはなんとか中学校を卒業し、地元群馬の高校に進むことになりました。しかし、いじめてきた人たちと再び同じ学校になる可能性があるため、両親の計らいで、母親と二人で埼玉県へ引っ越して、高校に進学することになりました。
高校に進学した白石さんは、友達とプリクラを撮ったり、好きなファッションを見るために東京に出かけたりして、日常を取り戻すことができました。そして高校を卒業した後、歌手になる夢を持って音楽の専門学校に進学します。
そこで、白石さんの美貌に驚いた先生が乃木坂46の1期生オーディションに参加することを勧め、見事合格するという逆転の人生を歩むことになりました。結果的にトップアイドルまで上り詰めた白石さんですが、高校進学時に両親が白石さんのために埼玉県へ引っ越す決断をしてくれたことに、今でも深く感謝しているようです。
6人目に紹介するのは、乃木坂46の1期生として活動していた生駒里奈さんです。彼女は秋田県出身で、小学3年生の時に転校を経験し、それ以来いじめにあったことを2017年5月にテレビ番組で自ら語っていました。
生駒さんは、転校してからのことを語り始め、当時学校内でスクールカーストが出来上がっていたようで、新入りの生駒さんは必然的にカーストの一番下に入ることになってしまいました。小学5・6年生が一番嫌な時期で、生駒さんは小5からシカトが始まって、標的はローテーションして変わると話します。
その結果、朝学校に行くとロッカーに置いてあるものが床に散らばっていることもありました。生駒さんは、これが続くと自分の持ち物が全部壊されてしまうと思い、学校に一切荷物を置かなくなり、毎日終業式ぐらいの荷物を持って通うようになったそうです。彼女は、過酷な経験を語っていました。
生駒さんにとって、不登校になることは簡単だったが、お母さんを悲しませることは嫌だと思ったため、学校に通い続けました。学校には友達はいなかったが、図書館で小説や図鑑を読んで自分の世界に入り、自分を守る方法を身につけました。
白石さんも同じように、いじめを受けても親を悲しませたくないという理由で学校に通い続けることができるのは尊敬に値します。
小学校を卒業してからは中学校で親友と呼べる友達を作り、乃木坂に合格することになりました。乃木坂に入った当時は、いじめられたらやめようと考えていたそうです。乃木坂のメンバーはみんないい子で優しかったため、過去にいじめられた経験を引きずっていた生駒さんも乗り越えることができました。
生駒さんは、初期の乃木坂を引っ張ってくれた存在であり、これからも幸せな人生を送ってほしいと思います。
最後に紹介するのは、乃木坂46の2期生として活動していた北野日奈子さんです。北野さんは明るいイメージがある人物ですが、小学校3年生の頃からいじめに遭い、高校1年生まで続いたと言います。
原因は、北野さんに好意を寄せていた男の子の噂が広まり、その男の子を好きだった女の子からいじめられたことがきっかけだったようです。また、中学校時代にはより強いいじめを受けたとのことで、その原因は中学2年生の時に、いじめられていた子をかばったことがあったためだと語っています。
北野さんは、かばった子がいじめられるのはひどいと分かっていたものの、当時は正義感が強かったために変わらなかったとのことです。
北野さんは、いじめの標的になった原因の一つが、いじめられてもへこたれない強い性格だったと分析しています。北野さんは、先生や両親と相談の上、いじめっ子がいない私立高校に進学しましたが、高校1年生の中盤あたりから再びいじめを受けることになりました。
それでも、北野さんの母親は、いじめられっ子だった自分を否定しないようにしてくれました。北野さんは、母親の優しさについても語っていました。
北野さんが乃木坂46のオーディションで一次審査を通過したことを、彼女の母親に伝えたところ、優しい母親が怒ったそうです。彼女の母親が怒った理由は、北野さんが目立つことでさらにいじめを受けてしまうのではないかと心配したからです。北野さんの母親はいつでも娘のことを心配してくれる、素晴らしい母親です。
それでも、結果的にオーディションを受けさせてくれたおかげで、北野さんは2期生として乃木坂に加入し、僕たちに元気を与えてくれました。乃木坂46からは卒業してしまいましたが、これからも北野さんには活躍してほしいですね。
今回は過去に壮絶ないじめを受けた経験のある、乃木坂46の新旧メンバーを紹介しました。いじめを受けてしまうと強烈なトラウマや人生が変わってしまう事もあるのに、それを乗り越えてアイドルになった彼女たちは本当に凄いですね。これからも彼女たちの活躍を見続けていきたいと思います。