突然ですが、皆さんは「設楽の女」という表現をご存知でしょうか?
これは乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』のMCを務めるバナナマンの設楽統さんが中心人物となって誕生した愛称です。
この番組内で、設楽さんが特に気に入っている、または面白くいじられるメンバーが「設楽の女」と呼ばれることが多く、ファンの間でも広く使われるようになりました。
この言葉は、バラエティ番組特有の軽妙さをもった愛称であり、乃木坂のファンにとっては特別な存在となっています。
今回は、現役メンバーや歴代メンバーの中から「設楽の女」とされるメンバーを詳しくご紹介します。
松村沙友理
最初にご紹介するのは、松村沙友理さんです。
「設楽の女」と聞いて最初に思い浮かべるのは、乃木坂ファンにとって松村さんであることが多いでしょう。
この愛称が定着した背景には、彼女の存在が大いに関与しています。
松村さんは「設楽の女」の元祖とも言われ、彼女のキャラクターや行動がこの称号を確立させました。
その発端となったのは、2018年6月に放送された『乃木坂工事中』の「乃木坂食イーン決定戦」という企画です。
松村チームが勝利した際、設楽さんが相手チームを褒めると、松村さんは拗ねた表情を見せ、「もっと自分たちを褒めてほしい」と訴えるやり取りがありました。
この出来事がきっかけで、彼女の「設楽の女」としての立ち位置が確立されたのです。
さらに、2019年の新春企画では、設楽さんが4期生に対してデレデレしている様子が見受けられ、松村さんはそのことに嫉妬の感情を抱いていました。
松村さんは「設楽さんの楽屋の匂いを嗅いじゃった」という衝撃的なエピソードも披露し、設楽さんは「怖いよ」と恐れをあらわにしていました。
卒業後の2022年10月には、岡山県でのドラマ撮影中に設楽さんのソフビ人形を持参し、その写真をSNSに投稿しました。
この投稿に対しては、「設楽さんガチ勢」「岡山まで持って行くとは」といった多くの反響が寄せられました。
松村さんは「設楽さんがずっと好きで、これからも応援していきたい」と語り、卒業してもなお「設楽の女」としての立場を維持しています。
賀喜遥香
次にご紹介するのは、賀喜遥香さんです。
賀喜さんが「設楽の女」と呼ばれるようになったのは、2022年7月に放送された『乃木坂工事中』の「キメ顔グランプリ企画」がきっかけです。
この収録は、同年5月に日産スタジアムで行われた乃木坂46のバースデーライブで行われました。
オンエアでは、賀喜さんの決め顔が紹介され、設楽さんの推し曲「I see…」に合わせた彼女の笑顔が特に注目を集めました。
設楽さんが「可愛いと思ったよ」と賀喜さんを褒めると、彼女は嬉しそうに反応し、このやり取りに対して日村さんも「設楽の女感」とコメントしました。
この瞬間は、視聴者にも強い印象を与え、賀喜さんの可愛さが再認識されることとなりました。
また、誕生日プレゼントを贈る企画では、設楽さんに懐かしいおもちゃセットを贈り、「遊ぶ時は私も呼んでください」と発言した際、設楽さんは驚きつつも「え、家に?」と戸惑いの表情を見せました。
このやり取りは、賀喜さんの純粋な可愛さが際立ち、設楽さんも照れくさそうに返答していました。
設楽さんの反応からも、彼女の魅力が伝わっており、視聴者からは「設楽の女」としての存在感がさらに強まりました。
賀喜さんはその後も、番組内で様々なシーンで設楽さんとの関係性を深めていきます。
特に、彼女のキュートな一面や、設楽さんに対する素直な反応が多くのファンの心を掴んでいます。
例えば、番組内の企画で設楽さんと一緒に何かをする際には、彼女の笑顔が印象的で、視聴者からは「これは間違いなく設楽の女だ」との声が多く寄せられました。
齋藤飛鳥
次にご紹介するのは、齋藤飛鳥さんです。
彼女が「設楽の女」としての独自の存在感を示したのは、2020年5月に放送された『乃木坂工事中』の特別企画においてのことです。
この企画では、人気メンバーたちがバナナマンの設楽さんが選ぶ乃木坂のベストヒット曲を紹介する場面がありました。
設楽さんが「気づいたら片思い」という名曲を挙げた後、最近のお気に入りとして「飛鳥ちゃんのドラマの3色パンのやつ」と言及した瞬間、齋藤さんは嬉しそうに「え、嬉しい、やった」と反応し、その瞬間の彼女の表情からは純粋な喜びが溢れました。
ところが、設楽さんが「1番は気づいたら片思い」と続けると、齋藤さんは顔を画面に近づけ、「え、3色パンは?」と少し嫉妬の感情を見せました。
この一連のやり取りが視聴者の間で大きな話題となり、彼女も見事に「設楽の女」の仲間入りを果たしたのです。
彼女の反応は、視聴者にとっても彼女の魅力を再認識させる出来事でした。
さらに、2023年5月に放送された『乃木坂工事中』の5期生PR大作戦では、齋藤さんが設楽さんに対して積極的に話しかける姿が非常に印象的でした。
彼女は「開き直る設楽さん」に対して、「私、松村から聞きましたもん。新しいものにすぐ行くみたいな」と自らの意見を展開し、設楽さんとの距離感を縮めている様子が伺えました。
この発言は、彼女の設楽さんに対する親しみや、彼との関係性がどれほど特別なものであるかを感じさせるものでした。
また、齋藤さんは設楽さんが着ている「asu」とデザインされたパーカーを見て、自分のことのように嬉しそうな表情を浮かべるなど、積極的にアプローチをする姿が非常に印象的でした。
卒業後も、彼女は自身のInstagramのアイコンを設楽さんが描いた「齋藤飛鳥の10年後」に設定しており、常に「設楽の愛」を表現し続けています。
乃木坂46在籍時に比べると、二人の絡みは少なくなっていますが、今後また番組で共演し、「設楽の女」としての存在感を再び発揮することを期待しています。
彼女の独特の魅力と設楽さんとの関係性が、今後どのように展開していくのか、ファンとしても非常に楽しみです。
田村真佑
次にご紹介するのは、田村真佑さんです。
彼女が「設楽の女」としての存在感を示したのは、元祖「設楽の女」である松村沙友理さんが卒業してからわずか半年後の2022年1月に遡ります。
この時、放送された『乃木坂工事中』の「B級ニュース2021」企画では、2022年に起こったB級な出来事が紹介され、田村さんは自身が髪の毛を13cm切ったエピソードを披露しました。
この瞬間、彼女の変化に対する自信と、それに対する設楽さんの反応が注目されることになりました。
田村さんは、同期の掛橋沙耶香さんが髪を少しだけ切ったことに気づいて話しかけていたものの、自分がばっさり切ったことには設楽さんが気づいていないことに不満を抱き、「どうして気づいてくれなかったの?」と設楽さんにクレームを入れるという一幕がありました。
設楽さんが「縛ってるイメージあんだよな」とその指摘をうやむやにしようとした際、田村さんは少し色気のある甘えた声で「縛ってないです」と反論しました。
この瞬間、テレビでは「まさかの『設楽の女』」というテロップが流れ、田村さんは見事に「設楽の女」の仲間入りを果たしました。
この一連のやり取りに対して、視聴者からは「また設楽さんの愛人かよ」「設楽さんがこんなに困惑してるの初めて見た」「圧倒的設楽の女感」といった多くの反響が寄せられ、田村さんの存在感が一層強まりました。
彼女の自然体な振る舞いや、設楽さんとのコミュニケーションがファンにとって新鮮であり、視聴者の心を掴んでいったのです。
その後、2023年3月の収録では、設楽さんが田村さんの髪色を明るくした変化に気づき、「髪型変えたね」とコメントすると、田村さんは満面の笑みを浮かべ、「設楽の女モード」を発動しました。
彼女の反応は、設楽さんとの関係性を一層強固にするものであり、視聴者にとっても微笑ましい瞬間となりました。
また、2024年のオンエアでも、髪型の変化に気づいてもらった際には、自ら照れながら「似合ってますか」と問いかけるなど、田村さんは常に「設楽の女」としての地位を築いています。
このように、彼女は設楽さんとのやり取りを通じて、ファンの間での人気を確立し続けています。
これからも髪型や髪色を変えた時には、二人のやり取りが楽しめることが期待されます。
田村さんの「設楽の女」としての魅力が、今後どのように展開していくのか非常に楽しみです。
彼女の成長や新たなエピソードが、ファンにとっての楽しみの一部となっていることは間違いありません。
久保史緒里
最後にご紹介するのは、久保史緒里さんです。
彼女が「設楽の女」としての存在感を示したのは、2022年7月のことでした。
この時、放送された『乃木坂工事中』の「決め顔グランプリ」という企画で、久保さんの楽曲「日常」に合わせた決め顔が高く評価され、見事にグランプリを獲得しました。
彼女の表情は、視聴者に強い印象を与え、特に設楽さんの目に留まったのです。
企画中、久保さんは乃木坂OGである北野日奈子さんから「自分が赤い炎だとしたら、しーちゃんは青い炎であってほしい」と言われたエピソードを語りました。
この言葉に対して、設楽さんは「紅く激しく燃える炎より冷たく見える青い炎」と表現しつつ、「青い炎の方が温度が高いからね」と久保さんの内に秘めた情熱を称賛しました。
この設楽さんの説明に対して、久保さんは大きく目を見開き、「あ、なるほど」と嬉しそうに笑顔を浮かべました。
その瞬間、彼女は設楽さんの言葉に引き込まれ、真っすぐな視線を向けていたのが印象的でした。
この様子を見たバナナマンの日村さんはすかさず「今、設楽さんの女みたいな顔したな」と指摘しました。
この瞬間に、また一人「設楽の女」が誕生したのです。
このやり取りは、視聴者にとっても楽しさを感じさせるものであり、久保さんの魅力を再確認させる瞬間となりました。
企画以外でも、設楽さんは久保さんの決め顔やライブでのパフォーマンスを高く評価しており、彼女を褒める場面が頻繁に見受けられます。
久保さんが照れている様子や、嬉しそうに微笑む姿が想像でき、ファンにとっても心温まる瞬間です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、現役メンバーと歴代メンバーを交えて「設楽の女」と呼ばれるメンバー5人をご紹介しました。
このように考えると、設楽さんが乃木坂メンバーを持ち上げる発言や言動には、少し思わせぶりなところがあるのかもしれません。
しかし、一人一人に対する愛情を持って接しているからこそ、メンバーも設楽さんに対して深い愛着を抱く気持ちになっているのではないでしょうか。
今後も、彼女たちが「設楽の女」としてどのように活躍していくのか、楽しみにしていきましょう。
彼女たちの魅力が、番組を通じてさらに広がっていくことを期待しています。