乃木坂46のメンバーたちの中には、個性豊かなキャラクターが数多く存在し、その個性がファンたちに強烈な印象を与え、人気が急上昇したメンバーがいます。
彼女たちは様々な手法を用いて、自身の魅力をファンにアピールしました。
例えば、わざとソースを口元につけて、あざとさを演出するなどの仕草で注目を浴びたり、癒し系のキャラクターから突如として異なる一面を見せることで、ファンたちの心をつかむことに成功しました。
さらに、中には驚きの食欲を持つメンバーも存在します。
彼女は回転寿司でたった一人でなんと50皿ものお寿司を平らげるなど、その食いしん坊キャラクターで周囲を驚かせました。こうした個性的なエピソードも、彼女たちの人気を後押しする一因となっています。
今回は、特にキャラクターが際立ち、その個性がファンたちに大きな魅力を与え、結果的に人気が急騰した乃木坂メンバー8名を詳しくご紹介していきます。
彼女たちの多彩な魅力に触れながら、それぞれの個性や活動に迫ってみましょう。
それではさっそくキャラが濃くて人気が爆発したメンバーを紹介していこうと思います。
1期生から5期生まで幅広くフォローしていると思いますので、彼女たちのエピソードと共にそのキャラを見ていきましょう。
乃木坂46の3期生で、アイドルとしてだけでなく女優としても活躍している山下美月さん。
彼女は乃木坂46内で「あざといキャラ」として確固たる地位を築いています。
実際、山下さんはラジオ番組のイベントにおいて、あざとさを競う選抜で断トツの1位を獲得しました。
ある司会者がランクインするメンバーを予想された際、与田祐希さんは山下さんが1位になるだろうと予測。
これにより、山下さんがファンやメンバーから公認のあざといキャラとして認知されていることが分かります。
山下さんは乃木坂46に加入した当初から、様々なテクニックを駆使してあざとさを発揮していました。
例えば、乃木坂工事中の企画でわざと好きな人の家にボールペンを忘れて帰るといった行動や、大事なことを小声で話す、ソースを口元につけるなど、計算高いあざとい演出を披露し、小悪魔キャラをにじませていました。
また、握手会では夢に出てきたと話す発言や、モバイルメールで食事の内容を繊細に描写してファンを誘惑するなど、あざとい瞬間が増えていきました。
「あざとくて何が悪いの?」という番組内の連続ドラマでは、山下さんはあざとい女子大生役を演じ、その演技が見事にハマり、あざといキャラの広がりを見せました。
この役が山下さんのあざといキャラをさらに加速させ、乃木坂のファンだけでなく広く認知されるようになりました。
しかしながら、このようなキャラクターは山下さんの努力によって形成されたものであると言えます。
彼女はもともとネガティブな性格で声も低く、アイドルらしさに対する不安があったため、「アイドルらしいアイドルでなければ可愛くない」との思いから、常にあざといキャラを発揮していました。
そのため、キャラクターは徐々に確立されていったのです。今では、あざとい行動が自然と見られる山下さんですが、これまでの努力が彼女の魅力を形作る一翼を担っています。
こうした努力の成果が実り、山下美月さんの握手会は非常に好評を博しています。そして、彼女は現在、乃木坂46の人気メンバーとして、その象徴的存在として存在感を放っています。
その他にも、幅広いお仕事をこなす山下さんは今後も注目されることでしょう。
乃木坂46の4期生、弓木奈於さんは、グループ内でおバカキャラとして注目を浴び、その個性を活かした活動を展開しています。
彼女は冠番組の企画などで、乃木坂メンバーの中で誰が一番おバカかを決める「第3回頭NO王決定戦」で見事チャンピオンに輝いたこともあります。
この決定戦では、国語・算数・理科・社会・英語の5教科で、中学3年生レベルまでの問題がテスト形式で出題されました。
弓木さんはテストの結果が最下位だったにも関わらず、珍回答として選ばれることは少なかったです。
しかし、番組MCのバナナマンからは「またまあやから教わった方がいい。あんまり面白くない間違い、それが弓木ちょっと課題。あんまり紹介されてなかったでしょ、普通にただただ間違ってる」と、ただの笑えないおバカではなく、もっと面白い珍回答を期待されることもありました。
このアドバイスに対して、当時の弓木さんは肩を落としてショックを受けたそうです。
しかし、最近のテレビ番組出演では、弓木さんは独自のおバカキャラを確立し、番組を盛り上げる存在となっています。
あるテレビ番組では「あなたは○○でしょだったらきちんとルールとマナーを守ってください」という穴埋め問題が出題され、弓木さんは幽霊のようなポーズをしながら「あなた私のこと見えてるんでしょ」と答える場面がありました。
これに対して他の出演者から「同じクイズやってますか」と突っ込まれる一幕も。こうした珍回答やおバカな受け答えが、弓木さんの個性を強調し、番組内で笑いと楽しさを提供しています。
ネット上では、弓木さんのバラエティーへの貢献が高く評価されており、彼女の独特な世界観やおバカなリアクションがファンに支持されています。
実際、2020年にはラジオ番組のアシスタントMCに就任し、2021年には初の冠番組のMCを務めるなど、彼女のバラエティ力が着実に認められてきました。
さらに、2022年8月31日に発売された乃木坂46の30枚目シングル「好きというのはロックだぜ」で初選抜にも選ばれ、その人気が着実に上昇していることが分かります。
弓木奈於さんの明るいキャラクターと笑いのセンスは、乃木坂46の魅力を一層引き立てています。
乃木坂の卒業生である齋藤飛鳥さんは、グループ内で毒舌キャラとして名高いメンバーです。
冠番組の一場面で、秋元真夏さんがバナナマンの日村さんにどんなあだ名を付けるかを予想する企画がありました。
その中で齋藤さんは「泥団子みたいだな」と回答し、番組は大いに盛り上がりました。ネット上でも「あしゅの泥団子発言には吹き出したわ」「あしゅの毒舌大好き」といった声が広がり、彼女の毒舌キャラがファンの中でも次第に受け入れられるようになりました。
同じく冠番組では、秋元真夏さんについて「アイドル史上最強の〇〇の持ち主」というキャッチコピーを埋める企画がありました。
齋藤さんは「人類史上最強の頭の大きさの持ち主」と回答し、メンバーやMCのバナナマンも爆笑しました。
このようなキレキレな毒舌キャラは、齋藤さんが番組内で予測不可能な毒舌発言をすることで、スタッフや視聴者をひやひやさせ、番組を盛り上げていました。
しかし、齋藤さん自身はこの毒舌キャラを、自分の個性の一部として強化しようと考えていたことをインタビューで語っています。
彼女の素直で嘘のない性格が影響している部分もあるでしょうが、意図的に毒舌キャラを演じていた要素もあったようです。
あるテレビ番組のインタビューで、齋藤さんは自身の小顔について問われ、「私にもうちょっと他の特徴があればそっちを使うだろうけど、こいつ何もねえなっていうことで一番分かりやすい小顔をよく言ってくださるのかなと思う」と答えていました。
おそらく、自身には小顔という特徴しかないと感じ、他に目立つ要素が欲しかったため、毒舌キャラを考案したのでしょう。
齋藤さんの努力が実を結び、彼女の毒舌キャラは冠番組でも頻繁に取り上げられ、人気が上昇しました。
在籍期間中にはなんと11回もセンターを務めるなど、その個性的なキャラクターと存在感が乃木坂に多大な貢献をしています。
乃木坂46の中で、ぶりっ子キャラとして認知される代表的なメンバーの一人が、4期生の田村真佑さんです。
彼女は、一般的なぶりっ子とは異なり、ぶりっ子の枠を超えて、ぶりっ子ツッコミやぶりっ子早口言葉など、様々なバリエーションを駆使する芸達者として知られており、ファンからは「ぶりっ子の天才」と賞賛されています。
田村さんのぶりっ子の才能は、コンサートの中であざとい選抜のフロントメンバーに選ばれるなど、メンバーやファンから高く評価されています。
彼女は自身のレギュラーラジオ番組でも、さまざまなぶりっ子リクエストに応えるだけでなく、ぶりっ子をさらに進化させるアイデアを募集していました。
特に「まゆハート」という必殺技や、寝起きドッキリ時のぶりっ子キャラクターのモノマネなど、多くのリクエストが寄せられ、新しいぶりっ子テクニックが誕生しました。
田村さんが意図的にぶりっ子キャラを演じていることは、アイデアを募集する姿勢からも明らかです。
この独特なぶりっ子キャラは、番組内で爽快なエンターテインメントを提供するだけでなく、ファンとの距離感を近づけ、リクエストやアイデアの採用によって、ファンとの絆を深める一助にもなっています。
また、4期生の中で田村さんのようなぶりっ子キャラが他に存在しなかったことも、彼女の人気を支えた要因の一つと言えるでしょう。
単に可愛いだけでなく、番組やファンとのやり取りを楽しんでいる様子が感じられ、視聴者にも楽しさを届けています。
以前まではミーグリの完売が難しかった田村さんですが、最近では3次販売でも完売するケースが増えており、その人気の上昇が伺えます。
その努力と独自のぶりっ子キャラが、彼女の魅力をより多くの人々に伝え、支持を広げていることが分かりますね。
卒業生である秋元真夏さんは、乃木坂46の中でぶりっ子キャラとして親しまれているメンバーです。
彼女は「乃木坂ってどこ」の「秋元真夏は腹黒い裁判」という企画において、ぶりっ子キャラを確立させたことで知られています。
番組内で「あなたのハートにずっきゅん」という必殺技を披露し、新しい衣装を標準装備で身にまといながら、スタッフの前でもアイドルらしさを保っていると語っています。
さらに、鼻にクリームを付けて「ついちゃったーとって」と可愛らしく言う技や、ファンを喜ばせるためのコスプレ衣装を持つなど、あざとい要素がいくつも明らかになっています。
これらのぶりっ子行動は、白石麻衣さんですら険しい呆れ顔を見せるほどのあざとさを感じさせ、秋元さんがぶりっ子キャラを振り切って演じていることが窺えます。
彼女の魅力を支える要素として、2022年3月に開催された「乃木坂46の「の」presents「の」フェス」の「あざとい選抜」において、副題が「～ただし秋本真夏は除く～」という形で、あざといキャラの殿堂入りを果たしたことが示されています。
秋元さんがぶりっ子キャラを演じる背景には、アイドルらしさや親しみやすさを表現する努力があると考えられます。
番組内で出演者からぶりっ子は可愛く見せようという努力の表れであるという意見もあり、秋元さん自身もその意見に共感しています。
また、彼女はキャプテンを務めていた期間中も、ぶりっ子キャラが故に番組内でいじられることが多く、そのことが後輩たちにも親しみやすさをもたらし、相談や交流がしやすかったのではないかと考えられます。
実際、秋元さんはある番組内で後輩たちから一緒に食事に行きたいと言われたことを明かし、後輩から慕われていたことがうかがえます。
秋元さんのぶりっ子キャラは、アイドルらしさだけでなく、親しみやすさをも伝え、結果的にはキャプテンとしての役割を成功裏に果たす要因となりました。
彼女は初期のシングルではミーグリ参加がなかったものの、17枚目のシングルでグループ初の販売枠を記録するなど、そのぶりっ子キャラを通じてバラエティ番組への出演が増えたことも、彼女の人気急上昇の一因と言えるでしょう。
乃木坂46の5期生、五百城茉央さんは同期の中で最も天然キャラとされています。
彼女はあどけないルックスとゆったりとした喋り方から、普段は癒しキャラ的な存在として注目を浴びています。
しかし、実は彼女の冠番組において、ある出来事がキャラを一変させるきっかけとなりました。
その出来事とは、冠番組「スピード借り物競争」における罰ゲームです。
五百城さんはこのゲームで2度も負け、苦いドリンクを2杯も飲む羽目になりました
。最初のドリンクで顔をしかめる様子を見せていましたが、2回目に苦いドリンクを飲む際には、MCのバナナマンから「2回目だけど、どう？」と尋ねられると、突然鼻を摘んだかのような舌足らずな喋り方で「風味を味わわないように今鼻を止めてて」と発言し、これにより周囲を大いに笑わせました。
この予想外のキャラの豹変には、メンバーや番組出演者もきょとんとした表情を浮かべ、驚きが隠せない様子でした。
さらには、ネット上でも「キャラ豹変の五百城ちゃんがツボすぎてずっと面白い」「落ち着いているイメージあったのにまさかのキャラ変？笑」といった驚きの声が広がり、ファンたちの関心を集めました。
この独特な回避方法から、実は五百城さんが5期生の中で最も天然なキャラであると言われるようになりました。
そして今では、その天然キャラとしての魅力が、彼女の人気を急上昇させています。
実際、五百城さんは33枚目のシングルのミーグリ1次販売で驚異の9部で完売となるなど、その人気の爆発的な上昇が証明されました。
このように、予測不能なキャラの変化が彼女の個性を際立たせ、ファンの興味を引き寄せる一因となったことがうかがえます。
乃木坂46の5期生、一ノ瀬美空さん。彼女はグループ内で際立つぶりっ子キャラとして活躍しています。
走っている最中でさえ、手を両方とも使ってぶりっ子ポーズをとったり、コメントを求められると人差し指を優雅に口元に当てるなど、常にそのぶりっ子の一面を披露しています。
そのため、彼女はメンバーや冠番組でMCを担当するバナナマンから、ちょくちょくぶりっ子いじりを受けることが多いのですが、いざからかわれると、彼女は素早くぶりっ子モード全開に切り替わります。その反応の速さは、まさにお手本のようなぶりっ子ぶり。
彼女はさらに、ぶりっ子モードに入ると、周りがわざと静まりかえった雰囲気になることを逆手に取り、その空気を自ら笑いに変えてしまう驚くべき能力を持っています。
例えば、2022年9月14日のラジオ番組で、初対面だった芸人が川崎桜さんに、一ノ瀬さんについてどのような人物か尋ねると、川崎さんは「美空ちゃんはぶりっ子の天才です」と答えました。
これに対して、一ノ瀬さんは「そんなことないですけど」とわざと甘えた声でぶりっ子を強調するような口調で返し、場を盛り上げました。
このように、瞬時にぶりっ子な言動を発揮できる能力こそが、一ノ瀬さんをぶりっ子の天才と言える要因です。
ぶりっ子キャラとしての彼女は、一ノ瀬さん自身が楽しんでいる部分もあります。
アイドルをやっていく上で、否定的な意見に気持ちが沈んでしまうことがあるかもしれないとしても、今はアイドルとしての一ノ瀬美空を存分に楽しんでいると語っています。
彼女はアイドル愛に溢れており、アイドルを応援する側が抱えるアンチの存在やその理由も理解しています。
しかしながら、自分に対するアンチが現れると、本来の明るくない面が出てしまい、精神的な負担となることがあるため、アイドルとして楽しむためにぶりっ子キャラを演じ、アイドルとしての自己を保つことを大切にしています。
この一ノ瀬さんの全力のぶりっ子キャラは、冠番組を務めるバナナマンだけでなく、ファンからも愛されています。
その愛くるしいぶりっ子キャラのおかげで、彼女の人気は確実に上昇しており、選抜メンバーにも2回選ばれた実績があります。
さらには乃木坂46のYouTubeチャンネル「乃木坂配信中」の番組『乃木坂46時間』でも、6枚目のシングル「ガールズルール」のセンターを務めるなど、彼女の存在感はどんどん増しています。
一ノ瀬さんは、ぶりっ子キャラをチャームポイントとして、確実に人気を築いています。
乃木坂46内でぶりっ子としての活躍を重ねてきた先輩の秋元さんや山下さんを尊敬し、彼女自身もぶりっ子キャラで今後も活躍し続けるでしょう。
その姿勢と個性が、一ノ瀬美空の魅力となっているのです。
卒業生である松村沙友理さんは、その食いしん坊キャラで人気を手中にしています。
彼女の食べる姿勢は、彼女がモデルやアイドルとして活動していることを想像させないほど、食欲旺盛なもの。
この大胃袋っぷりは、共演者たちをしばしば驚かせてきました。たとえば、冠番組内ではここ2週間でご飯を3合食べないと眠れないと語り、あるいは回転寿司で一人で50皿食べたというエピソードを披露し、その発言に対してメンバーたちは驚きの声をあげ、開いた口が塞がらない様子でした。
こうした発言から、彼女の食いしん坊キャラは徐々に浸透し、大食い番組にも出演するようになりました。
松村さんの華奢な体つきからは想像もつかないほどの食べっぷりには、ファンだけでなく一般の人々からも大きな反響が寄せられました。
「松村の食べっぷり永遠に見てられるな」とか、「爽やかな大食いに驚いた」といった声が多く寄せられ、彼女の食べる姿勢に対する関心が高まりました。
こうした結果、彼女は食いしん坊キャラを確立していく過程で、その愛らしさやパクパクと食べる姿に魅了されるファンが増加し、彼女の人気は着実に上昇していきました。
2014年には、松村さんにとっての試練とも言えるスキャンダルが報じられました。
これにより一時的に人気が低迷し、かつてはミーグリ完売の常連であった彼女の商品も売れ残る事態となりました。
しかしながら、これらの逆境を乗り越え、彼女は多くの批判に立ち向かい、アイドルらしからぬ食いしん坊キャラを確立することに努力を惜しまず、数々のテレビ番組を盛り上げる存在として注目を浴びました。
彼女の努力が報われ、人気は以前よりも増し、ミーグリでは免除メンバーにも選ばれるほどとなりました。
スキャンダルによって低迷した人気を乗り越え、食いしん坊という一風変わったキャラクターを築き上げ、その存在感を爆発させるために、松村さんは相当な努力を重ねてきたことがうかがえます。
このような彼女の信念と努力が、彼女を今の人気の高さに導いたのでしょう。
この度、乃木坂メンバーの中で個性豊かで人気が爆発した8名のメンバーをご紹介しました。
これらのメンバーは、独自のキャラクターを確立することで、番組を活気づけるだけでなく、視聴者に親しみを感じてもらうために努力してきました。
その努力の裏には、かなりの苦労があることが分かります。そうした努力を通じて、彼女たちは自身のキャラクターを際立たせ、メンバーとしての魅力を最大限に引き出してきました。
そのためこそ、彼女たちの一生懸命さをこれからも応援していくことが大切です。
それぞれが持つ個性や熱意が、乃木坂46の魅力をより一層高め、ファンに新たな感動や楽しさを提供してくれるでしょう。これからも彼女たちの活躍に注目し、応援していきたいですね。