坂道グループは個性的で魅力的なメンバーが多いですが、人気や実力が高くても表題曲のセンターになった経験がないメンバーもいます。センターとして輝く姿を見てみたいと思うようなメンバーは各グループに沢山いますね。
今回は表題曲のセンターに一度も選ばれなかった坂道グループのメンバー6人を紹介し、その魅力や選ばれない理由などを分析していきます。
それでは早速坂道グループで表題曲のセンターになった事が無い6人を紹介していきます。みんな実力は折り紙つきでいつなってもおかしくない、あまり知らない方からすれば「まだやってないんだ」なんて思うかもしれません。
ファンからは待望されているメンバーばかりなので、みなさん少しずつ下がりながら確認してみて下さい。
櫻坂46の2期生さんは表題曲センターになれないことに、多くの不満の声が聞かれるメンバーです。櫻坂46は2023年2月に5枚目シングルを発売する予定でセンターには2期生の守屋麗奈さんが選ばれました。
しかしそのフォーメーションが公開される前にセンターの最有力候補とされていたのが藤吉さんだったのです。櫻坂46は2020年に改名して新たなスタートを切ってから2期生を中心としたグループ展開をしていて特に田村保乃さん・森田ひかるさん・山崎天さんそして藤吉さんの4人を積極的に売り出してきました。
改名後、最初のアルバムのジャケット写真にこの4人だけのショットがあったり、2022年のライブツアーでもこの4人だけが別の場所から登場したりと、運営が4人を特別扱いしていたことが色々なところから分かります。
4人は全員がセンターを経験したことがあるのですが、実は藤吉さんはカップリング2曲でセンターを務めたことしかなくて、4人の中でただ一人表題曲センターになったことがないのです。そんな中5枚目シングルの発売が決まった時にはセンターは「夏鈴ちゃんでしょうね」、「夏鈴ちゃん以外ありえないと思ってる」ように、藤吉さんがついに表題曲のセンターになることを多くのファンが期待していました。
そのせいで藤吉さんは2列目、センターは守屋さんだというフォーメーションが公開されると藤吉さんファンからの失望の声が多く聞かれました。中心メンバーとして扱われているのに表題曲センターになれない理由には、楽曲に没入しすぎるという藤吉さんの特徴が影響しているかもしれません。
藤吉さんは振付師のTAKAHIROさんも憑依型だと言うほどの表現力を持っていて、2022年のツアーの福岡公演で狂気的なパフォーマンスをした後MC姿がなかったということもあって、楽曲の世界観に夢中になってしまう姿に心配の声が聞かれることも多くありませんでした。
欅坂時代にはセンターの平手友梨奈さんが同じように曲に入り込みすぎてしまって、心身のバランスを失ってしまいグループ活動が停滞してしまったこともあるから、運営側が藤吉さんをセンターにすることに慎重になっているかもしれません。
何度も期待されながらも、表題曲でセンターをやる機会がなかなか来ない藤吉さんですが、他にはいない圧倒的な表現力でグループを支える姿がいつか見られることを祈りたいですね。
乃木坂46の3期生久保史緒里さんも表題曲センターを期待されているメンバーの一人です。抜群の歌唱力と優雅な動きが目を引くダンススキル、透き通った美しさと清楚さに満ちたルックスとアイドルに必要なすべての長所を持っている久保さんは9作続けて選抜に入り、6作続けて福神に入りとしっかりしたポジションを確保しているメンバーです。
3期生楽曲では3回センターになっていて、これは3期生メンバーの中で一番多い回数を持ちます。そんな久保さんですが表題曲でセンターになったことはまだなく、フロントメンバーに選ばれたことも1回だけなのです。
乃木坂46のメンバーである久保史緒里さんは、31枚目シングル「ここにはないもの」のフォーメーション発表後、会員制のメッセージアプリで、もっと目に留まるポジションを目指したいという本音を打ち明けました。彼女はグループ活動に向上心を持って取り組んでおり、2代目メインパーソナリティとして週に1度2時間のラジオ生放送を担当し、舞台や映画にも出演しています。
また、2023年にはNHKの大河ドラマ「どうする家康」に出演することが発表され、乃木坂46のメンバーがレギュラーで出演するのは初めてであり、坂道グループ全体で見ても初めての快挙です。彼女は世代交代によって3期生を柱としたグループ作りが進んでいく中で、アイドルの枠にとらわれず幅広い活躍を見せており、センターという大役が任される可能性も十分にあるでしょう。
そしてとうとう32枚目シングルで山下美月さんとのWセンターが発表されていました。念願のセンターなので、久保さんの力をぜひ存分に発揮して欲しいですね。
小林由依さんは櫻坂46の1期生で、多くのファンから表題曲のセンターに抜擢されることを切望されているメンバーの一人です。小林さんは、巧みなダンススキルと表現力を武器にグループナンバーワンと称される活躍をしてきました。
欅坂時代には、センターの平手友梨奈さんがグループを脱退した後、「サイレントマジョリティ」「風に吹かれても」などの楽曲で代理センターを務め、グループを引っ張ってきました。櫻坂46に改名後は、全てのシングルで1、2列目の「櫻エイト」に選ばれていますが、表題曲やカップリング曲でのセンターはまだ与えられていません。
2023年2月に発売された5枚目のシングルでは、3作ぶりにフロントメンバーとして配置され、初センターとなる守屋茜さんを小池美波さんとともに挟む形で配置されました。この新しいポジション
で小林さんは、2期生の初センターを支える働きが期待されています。
渡邉理佐さんの卒業コンサートでは、1期生の渡邉さんがシンメトリーポジションになることが多かったことを踏まえ、小林さんは櫻坂46になってからは2期生を支える役割を負ってきたと述べ、渡邉さんにその役割を理解していることを示しました。
しかし、小林さんが長年グループを支えてきたため、ファンの間では小林さんをセンターに抜擢する声が根強く、5枚目のシングルのフォーメーション発表前には、小林さんが藤吉さんと並んでセンターになるのではないかと予想されていました。2期生中心のグループ作りによって、櫻坂46としてのグループの色やスタイルが確立されてきたため、センターのバトンが改めて1期生に渡されることへの期待も高まっています。
日向坂46の3期生の上村ひなのさんは、次期表題曲のセンターに抜擢される最有力候補としてファンから注目されています。
最近、坂道グループの中では、新しく加入したばかりのメンバーにもセンターを担当してもらう機会が増えていますが、実は日向坂46の3期生は、坂道グループの中で唯一、表題曲センターに立ったことがありません。
日向坂46の3期生は、4人で構成される少数精鋭のグループですが、上村さん以外の3人は、オーディションに合格した後、しばらく坂道研修生として活動していたため、当初の上村さんはグループの3期生として唯一でした。また、上村さんは、加入前の経歴やルックス、雰囲気などから、長濱ねるの再来とも言われ、ひらがなけやきの前身グループの誕生にも関わった長濱さんの姿と重ね合わせられることがあります。
上村ひなのさんは、デビュー当時から運営やファンから期待されていましたが、最初の4枚のシングルでは3列目に立っていました。しかし、5枚目のシングルでは初めて2列目に立ち、6枚目のシングルではカップリング曲のセンターに選ばれ、7枚目のシングルではとうとうフロントメンバーになるなど、順調に成長しています。
SNS上でも9枚目のシングルのセンターに上村ひなのちゃんが選ばれるのではないかという期待が高まっており、ビジュアルもパフォーマンスも大爆発している上村さんは、次のシングルのセンターとして最も有力視されていました。日向坂46は3期生から初めてのセンターとして上村さんが選ばれると、さらに新しい時代が到来するフォーメーションとなるでしょう。
1年ほど前に乃木坂46に加入した5期生の井上和さんは、次期センター候補の筆頭の一人です。井上さんは5期生の最初のメンバーとして、YouTubeでお披露目動画が公開されたとき、その整ったルックスやビジュアルの強さから、メンバーの中でも抜群のレベルと評価され、話題になりました。
5期生の中でも特に反響が大きかった井上さんでしたが、乃木坂46では新メンバーが加入すると、その世代のエースクラスのメンバーをセンターに抜擢することが慣例となっています。
しかし、5期生からの抜擢にあたっては、井上さんではなく中西アルノさんがセンターに選ばれたため、井上さんを応援するファンからは「井上和を差し置いて中西アルノがセンターなのは納得いってない」という疑問の声が上がっていました。
乃木坂46は長年グループの代表的存在として活躍してきた齋藤飛鳥さんが、2022年をもってグループから卒業し、一つの時代が終わりを告げた。しかし、端正なルックスと安定したパフォーマンススキルで多くの支持を集める井上さんが、次のシングルでセンターに抜擢され、エースメンバーの仲間入りをする日も遠くないだろうと言われています。
そして32枚目シングルでは初選抜を果たし、福神入りを果たしています。エースメンバーをこのまま順調に進んでいって欲しいですね。
表題曲のセンター経験はまだないものの、日向坂46の2期生である丹生明里さんは多くの人気を集めています。丹生さんはグループのコンセプトであるハッピーなオーラを体現したような明るさやほがらかさが魅力的であり、これまでの8枚のシングルで1列目が3回、2列目も同じく3回とグループの中心メンバーとして安定したポジションを維持してきました。
また、5枚目シングルのカップリング曲「声の足跡」では、1期生の佐々木美玲さんと共にダブルセンターを務めたり、小坂さんの休業中には2枚目シングル「ドレミソラシド」でセンターに立ったりと、センター経験も十分です。ただ、表題曲のセンター抜擢の瞬間はまだ訪れていません。
丹生明里さんは、2022年から腰に不調を抱えていて、複数の疾患を併発していることを公表しています。腰痛は活動にも影響を及ぼしており、ライブに参加できなかったり、急遽オンラインイベントを欠席したりと、思わしくない状態が続いています。
以前は表題曲のセンター候補としても注目され、勢いのある活躍を見せていた丹生さんですが、腰の状態が思わぬ形でセンターへの道にストップをかけてしまった可能性があります。丹生さんの武器である幸せな気持ちになれるような明るい雰囲気は、ライブ中に全力でパフォーマンスしている姿をもう一度見たいと願われています。
最近の日向坂46のシングルはダンスナンバーやバラードが続いていましたが、丹生さんがセンターに選ばれた場合には、原点回帰の王道アイドルソングでハッピーオーラを振りまくことが期待されます。
そしてなんと9thシングルの「one choice」では初のセンターに抜擢されました。丹生さんの持っているハッピーオーラ全開できる曲となっているので、更なる活躍を楽しみにしたいですね。
今回は、なぜか坂道グループの6人のメンバーが表題曲のセンターに選ばれたことがないということで紹介されました。各グループで世代交代が進んでいる中、ここで紹介されたメンバーたちがセンターに抜擢され、グループに新しい風を吹かせることを期待しましょう。